トイレの後に手洗いをするということは、当たり前のようでありながら、正しくできていない人も少なくないのが現状のようです。
自分自身はもちろん、大切なひとたちのためにも、「トイレの後にはなぜ手洗いが必要なのか?」を改めて考えてみませんか。

2015年に消費者庁が行った調査によると、トイレの後に手を洗わない人が全体の15%もいるということがわかりました。
洗わないこと自体にも驚きますが、「自分はちゃんと洗っているから大丈夫」という人であっても、その手洗い方法では十分とはいえないかもしれないのです。

インフルエンザやノロウイルスなど、人によっては重篤になりかねない感染症が流行する時期が毎年やってきますよね。そんな時には特に気を付けなくてはならないのがトイレです。
菌やウィルスは人の手を介して感染が広がると言われていますが、トイレでは感染者が触ったドアや便座の蓋などウイルスに触れてしまう機会がとても多いので十分に注意をしなくてはなりません。
ですから手洗いが何よりも大切になります。

ノロウイルスの場合には、汚染された食べ物から感染から感染する人よりも、それによって発症した人の嘔吐物や便などの排泄物からの二次感染の割合のほうが圧倒的に多いと言います。
また一度感染すると、人によっては1か月もの間ウィルスを持ち続けるため、症状が軽い場合や収まってからも油断はできないのです。

手洗いといっても、水でさっと簡単に洗い流しているだけでは菌やウイルスは落ちません。水で濡らしてから石鹸をしっかりと泡立てて、手の平や甲以外にも指の股の部分や爪の生え際、手首まで時間をかけてしっかりと洗うことが大切です。

自分自身を守ることはもちろんですが、大切な家族や周りの人へ被害を広げてしまう事のないよう、正しい方法での手洗いを徹底するように心がけたいですね。

出典元:cadot