少し前には高校生の投書にも批判された、民進党代表である蓮舫氏の二重国籍疑惑問題。
もちろん私人としては、当人の国籍はプライバシーに関わること。敢えて公開する必要もなければ、公開を求めることもできないでしょう。

しかし蓮舫氏は国会議員であり、公人です。日本という国の運営のために奉仕する国会議員が、どこの国に依って立つのかということは、プライベートの問題で片付けられることではない、というのが多くの国民の見方ではないでしょうか。

今回、その蓮舫氏が記者からの質問に対して、改めて国籍を示す戸籍謄本の開示は行わないとの回答をしたことが話題となっています。

こうした蓮舫氏への二重国籍疑惑への追及が再燃したのは、自民党の小野田紀美議員による、アメリカ国籍の喪失証明書の公開が19日になされたことが切っ掛け。

日本人とアメリカ人とのハーフである小野田議員は、日本国籍の選択こそしていましたが、努力義務であるところの「外国の法における国籍離脱」手続は取っておらず、二重国籍状態なのではないかと言われていたのですね。
今回、アメリカでも国籍離脱手続を取ったということで、二重国籍状態は解消されました。

もちろん、小野田議員にはやましいこともなかったのでしょうし、けじめとして国籍離脱手続を取ったというのは、一定の評価を受けるべき行いです。
ただ、それだけに最大野党の党首ともされる蓮舫氏が、小野田議員と同じことをしないのはどうしてなのか、という疑問は生じるでしょう。

小野田議員や安倍夫人を引き合いに出して、公人たる蓮舫氏の行いについて切り込む記者の質問に対し、蓮舫氏は




「安倍夫人はFacebookに書いただけで、一回も会見もしていないし、説明をしないで終わらせている。森友学園問題については後から疑惑が出て来るのに、答えないのはおかしい」

と答えた上で、「そこは私は整合性取れていると思う」との見解を示しました。
ですが、記者が安倍夫人のことを出したのはあくまでも例としてであって、本題は蓮舫氏の疑惑解消への姿勢についてのはず。
これでは、論点をずらしていると受け取られても仕方ないでしょう。

こうした姿勢は、民進党を離党した長島昭久議員にも批判されています。

野党党首として、一国会議員として、蓮舫氏は自らの行動を考えたほうがよいのではないでしょうか。
仮に戸籍謄本の公開が不都合なのだとすれば、それこそ国会議員として在り続けることが不適格となるのですから、責任は取るべきですよね。
自らの疑惑を晴らさずして与党や首相を批判しても、説得力に欠けるといわざるを得ないでしょう。

出典元:netgeek