1日の平均乗降車数が約347万人で世界1位(2016年)の記録を持つ新宿駅。
そんな常に込み合う新宿駅から乗車した男性が体験した出来事が話題となっています。座席に座っている会社員に突如「席を譲ってくれ」と言った男子高校生の発言の理由とは?

ある休日の新宿駅、山手線でのこと。
「渋谷・品川方面」へ向かう内回りの電車に乗った男性は、車内の座席が全て埋まっているのを見て渋々座席の前に立つことに。
周りには座席に座れず、つり革を握り立っている乗客も多い車内で男性の隣には制服を着た男子高校生が文庫本を読んでいました。

新宿駅を出発し、渋谷方面へと向かった男性の乗る電車。次の代々木駅では数人の乗り降りがあったものの座席は埋まったままの状態で空くことはありませんでした。
ドアが閉まり、電車が動き出した瞬間!
男性の隣で文庫本を読んでいた男子高校生が前に座っていたサラリーマンに「すみません、席を譲ってもらえませんか?」と声をかけたのです!

突然「席を譲ってもらえませんか」と言われたサラリーマンは「はあ?」といった怪訝そうな様子。もちろん隣にいた男性もどういうことか分からず高校生の発言に違和感を覚えます。




しかしそんな周囲の大人の訝しげな表情を見て男子高校生は「あ、いや…」と言いながらあるものを指で指し示したのです。それは…

実は近くに『マタニティーマーク』を付けた女性が立っていたのです!
ほっそりとした印象の女性は一見妊娠していることが分からない体型で男性は全く気付きませんでした。

座っていたサラリーマンも言われ気付かなかったようで男子高校生と妊婦さんに「すみません」と言いながら席を立ちました。

この男子高校生の行動を一部始終見ていた男性は
“どうやら女性は、代々木駅から乗ってきたようです。私は『マタニティマーク』に全く気付きませんでしたが、男子高校生はすぐに気付いたんですね。一瞬でも「自分が座りたいだけのわがままな男子高校生なのかもしれない」と思ってしまった自分が恥ずかしい。彼は年下ですが、今回の一件は僕のほうが学ばせてもらいました。”
と語り男子高校生の勇気を称賛しました。

見ず知らずの人に「席を譲って」というのはなかなかできることではありません。
彼のような振る舞いができるひとが増えれば電車は今以上に快適な空間となるでしょう。

出典元:maternity_mark