年々増え続けるスマホの普及と共に比例する『ながらスマホ』が原因で起こる事故の多さはご存知でしょうか。
歩きスマホによる駅のホームでの人身事故や、車の運転中にスマホを操作していたことにより起きた交通事故など、例をあげればきりがありませんね。
林先生は、こうした『ながらスマホ』の弊害が、子育てや教育にも及んでいるといいます。

2017年11月12日に放送された『林先生が驚く初耳学』(TBS系)で、「ながらスマホは子どもをダメにする」と林修先生は指摘しました。

東大生の親の9割に共通する習慣として番組内では、『子どもの話を聞くこと』と書いた、家庭教育誌『プレジデント Family』の記事を紹介しました。
内容は、『親が子どもの話をよく聞くことと、子どもの学力の高さには関連がある』といったものでした。
そしてさらに林先生は、『ながらスマホ』が親と子どもとの会話の邪魔をしていると語っています。

“子どもが話していることを一生懸命聞くというのは、親であれば当たり前のことと思うじゃないですか。
それを難しくしている、邪魔しているのが『ながらスマホ』。“

その理由について南カルフォルニア大学と日本のNPOによる調査結果に林先生は触れています。

“自分とスマホを比べると、どうも親はスマホを大事にしているんじゃないかと思ってる子どもが、なんと20%もいた。”

林先生は自身の幼少期の祖父母とも思い出を告白しました。
東大出身でもある林先生が、学力を伸ばすことができた3つのコミュニケーションの鍵を明かしました。

1つ目、子どもが話終わった時には「それで?」と聞く

“いいかたにポイントがあるんです。子どもって、全身に力を入れて思いきり喋るじゃないですか。
「ふー」ってなった時に「それでどうなるの?」って次を聞いてくれると「えっとね、えっとね」と、また考えて喋る。“




2つ目は、聞き返すこと。「どうしてだと思う?」

“(自分は)小さいころから「なんでなんで」っていろいろ聞く子どもだったんですけど、「修は、どうしてだと思うの?」って聞き返してくれると、「うーんとね…」と、また考える。
そしてまた「考える材料を本屋に買いに行きましょう」とか「図書館に行きましょう」とかって、一緒に調べてくれるっていう形で、そういう会話を全面的に受け入れてくれる環境にありました。“

3つ目、決め手となるひと言で締める「やっぱり天才だ」

“「よく思い付いたね」の最後の決め手となってくるのは、「やっぱり修は天才だ」と。”

まずは『子どもの話を聞き、興味関心を引き出し、一生懸命考えさせる、そして最後には褒めてあげる…。』
この一連の流れが学力を伸ばす秘訣なのだと林先生は語りました。
スタジオからは驚きと感心の声が寄せられ、さらに放送終了後にはネット上でも同様の声が聞こえてきました。

・スマホは便利だけど、子どもの前ではなるべく控えたいよね。話しかけられている時は特に。
・子どもよりスマホのほうばかり見ている親は、見ていて寂しさを感じる。
・気付いたら、スマホいじってる時がある。気を付けよう…!!

中には「子育ての情報をスマホから仕入れている」「親同士の交流を持つため」といった、『ながらスマホ』容認派の意見も見られました。
もちろん、便利なスマホの特性は否定できませんが、子どもと一緒にいる時は出来るだけスマホを置き、子どもとの時間を楽しんだ方がよさそうですね。
また、会話は親子の関係性をよりよいものにするためにも必要不可欠と言えますし、結果的にもお得かもしれませんね。
もしも、無意識に『ながらスマホ』をしてしまっているなと感じたら、意識的にスマホから離れてみることも必要なのかもしれません。

出典元:mimi