コメンテーターとしても活躍するタレントの武井壮さん。
彼は陸上・十種競技の元日本チャンピオンで、アスリートとしての立場からも鋭い発言がメディアに注目されています。

最近、そんな武井さんのコメントが注目されたのはワイドショー『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にて。
朝日新聞デジタルが掲載した「スポーツ嫌いダメ?国の目標波紋」という記事について、出演者たちがそれぞれの意見を交えて議論しました。

この番組で語った、武井壮さんの発言に大きな反響がありました。
それはどんなコメントだったのでしょう。

この議論のテーマとなった「スポーツ基本計画」とは、文部科学省内に設立されたスポーツ庁が打ち出したもの。
スポーツ参画人口を増やすことを目指して、「運動嫌いな中学生を半減」させると目標を上げていますが、一方で強制しないでほしいと反論を唱える人も多いようです。

武井さんはこのスポーツ庁の目標に対し、こう述べたようです。
「スポーツが大好きでがんばった人が言いそうなこと(計画)だなって思います」
「スポーツ好きな子ばっかじゃねえし。ゲームやってるのが楽しい子もいりゃ、アニメ見てるのが楽しい子もいれば、アイドル応援しているのが楽しい子もいれば、勉強してるのが楽しい子もいるから…」
「別にスポーツやんなくったって、人生が豊かにならないってわけじゃない」

武井さんがおっしゃる通り、スポーツが苦手な子だっているのです。
スポーツが好きで、できる人達からの目線で、「スポーツをしないのは良くない事だ」という決めつけをしてしまうのは危険なことではないでしょうか。




さらに武井さんはこのようにも述べました。
「もしこれ(計画)を促進するんだったら…スポーツってやっぱりね、ある程度リスクがあると思ってるんですよ」
「そこに本当に没頭しちゃって、アマチュアスポーツでさ全然儲からない業界に入っちゃう人もたくさんいるからね」
「だったらまずやることって、そこに進んでも、きちんとね、一般社会人と同じかそれ以上のレベルの生活をできるような仕組みを作ってから」
「それ(仕組み)もろくにないのに『スポーツやったらいいですよ~いいですよ~』っていうのは、俺は良くないなって思います」

この発言に、ネット上で多くの反響がありました。

スポーツすることはとても素晴らしいことです。
またスポーツが私たちに与えてくれる感動も、とても大きなもの。
しかし、スポーツができる大人たちが、子ども達にそれを行うように押し付けることは、別の話ではないでしょうか。

まだ多くの議論の余地がありそうな「スポーツ基本計画」。
今回のように、多方面の方々から良い面悪い面の意見が出るようになるといいですね。

出典元:cadot