「優秀な他者と自分を比較される」そういった経験をした人は多いのではないでしょうか?

11日に放送された『しくじり先生』に出演した長野五輪スキーノルディック複合の日本代表であり、スポーツキャスターも務める荻原次晴さんが登場しました。

【競争社会で頑張る皆さんへ】と題された授業に多くの視聴者から称賛の声が挙がっています。

荻原さんには、東京五輪で2度金メダルを獲得している双子の兄、健司さんがいます。
初めて兄弟そろって出場した国際大会で惨敗し、健司さんは世界に挑戦しようと奮起し見事金メダルを獲得。
対して次晴さんは世界のレベルの高さに圧倒され、スキーをあきらめるも単位が足りずに大学を留年。

国民的なスターになった兄との双子という繋がりは世間に認知されていなかった為、次晴さんが兄に間違えられた時に「違う」というと、「偽物か」といわれるなど、自分の存在を否定され続けるという地獄の日々を送ってきました。
時には自分達を生んでくれた母にも、「なんで俺を双子に生んだんだよ!」と暴言を吐いてしまうこともあったそうです。

その後、自分の存在を知ってもらいたいという気持ちで一度あきらめたスキーの道に復帰。
ブランクから代表入りを逃してしまうなど様々な経験を得ながら、見事長野五輪代表の座を獲得しました。

そんな荻原さんの名言がこちらです。

「比べられること=期待されている 比べられることを喜びに感じて本気を出してみよう」

さらに、母に暴言を吐いてしまったことについては「こんな愚かな奴はいない」と涙を流しながら悔やむシーンも流れ、スタジオ内はもちろん、視聴者もその姿に涙しました。

自分の存在を世に知ってもらうため、本気で頑張った次晴さん。
何に対しても『本気を出す』ことがどれだけ大切か、そしてそのプレッシャーや努力の先にある成功を、身を挺して教えてくれました。
今後の荻原さんのご活躍に期待しつつ、頑張る事の大切さを伝えていけたらと思います。

出典元:sirabee