神奈川県小田原市の職員の一部が「生活保護なめんな」と書かれたジャンパーを着用して執務に当たっていたことが判明し、市が謝罪する事態となりました。これが問題のジャンパーです。

胸のエンブレムには「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」「SHAT(くそったれ)」の英語や「悪」の文字が並びます。

そして裏側にもこのような英文が・・・

翻訳すると「私達は正義だ。(中略)もし不当な利益を得るために私達をだまそうとするなら、あえて言おう。彼らはクズだ」

ジャンパーはどうやら、生活保護を不正に受給しようとする悪い輩に対する警告のメッセージが込められていたようです。しかしこのジャンパーに対し、一部の受給者がクレームを付けたことから、福祉健康部長が会見を開き「深くお詫びをさせていただきます」と陳謝し、ジャンパーの着用を禁止する事態となりました。




このジャンパーは2007年、市職員が自費で「生活保護の不正受給は許さない」という思いを込めて制作したものであることが明らかになりました。当初は職員の連帯感を高める目的もあったようで、市民の目に付く使用は想定していなかったそうです。それが年数を経て当時のことを知らない職員が外出着として使用していました。

市民サービスの公平性を保とうとする当時の職員の思いは分りますが、ローマ字で「保護なめんな」。そしてメッセージが英文では伝わりにくく、正当な生活保護受給者に向けられたメッセージだと受け取られても仕方がありません。志は素晴らしいですが、もっと別の表現方法はなかったのでしょうか?

出典元:youtube