イギリスに住む医師アミット・バデルさんは2012年、「円錐角膜症」という目の病気が原因で視力を失い、盲導犬の「キカ」との生活を始めました。

ある日、アミットさんがキカとともに外出した時のことです。アミットさんが道路を渡ろうとした際に車と接触しそうになり、キカは自分の体を犠牲にしてアミットさんを守ったそうです。キカは3日間歩けないほどのけがを負いました。

献身的なキカと二人三脚の生活を続けるアミットさんでしたが、外出時にはキカにカバンをぶつける通行人もおり、決して親切な人ばかりではありません。でもアミットさんは目が見えないので、理不尽な行いがどのように行われているか、自分で確かめることはできません。そこでアミットさんはキカに小型カメラを装着し、外出時の映像を撮影することを思いついたのです。

その結果どのような映像が写っていたのでしょうか。




撮影した映像を家族が確認すると、周囲の人々の衝撃的な行動が明らかになりました。地下鉄では席を譲ろうともせずカバンを置く人や、エスカレーターでは傘でキカを叩いたり蹴ったりする人もいました。キカはこのような仕打ちを受け、エスカレーターを怖がるようになったそうです。

アミットさんとキカの現状を国営放送のBBCが取材して放送。アミットさんは「弱者への意識を高めてほしい」と訴えました。

これはイギリスばかりでなく、日本でも盲導犬や視覚障害者自身が理不尽な仕打ちを受けるケースが散見されます。しかし被害者のほとんどが泣き寝入りしている現状のようです。

日本でもこうした問題がもっとクローズアップされるべきではないでしょうか?

出典元:youtube