街中で時々、軍歌を流して走行する車を見かけることはありませんか?
「街宣右翼」と呼ばれる活動団体で、警察用語では「行動右翼」と言われています。
実は、こちらの活動団体は右翼団体と区別して扱われています。

そういった団体とは、あまり関りを持ちたくないと思うのが一般的。
しかし、今の若者は、街宣右翼というものさえ知らないことがあるかもしれません。

ある時、街宣右翼の車が大きな音で軍歌を流して走っていました。
その街宣車に向かって、中学生3人が「うるせー!」と言ったのです。

全く、知らないとは恐ろしい事です。
街宣車は停車し、車のドアが開きました。
そして…

周囲に緊張が漂うその時、近所に住んでいるおじいさんが走ってきました。
そして、その中学生の前に立ち、街宣車から流れていた軍歌を歌いだしたのです。

すると車の中から「行くぞ」と声がして、ドアが閉まり、街宣車は再び軍歌を流しながら走り去っていきました。

中学生達は、「こえ~」「やばかった~」と、そそくさと立ち去ろうとしました。
しかし周囲の大人たちは、さすがにそのまま行かせまいと思ったのでしょう。
「おじいさんにお礼を言いなさい!」

残念ながら、街宣車に暴言を吐くような子ども達に、大人の思いは届かなかったようです。
おじいさんは、何も言わず、ただ微笑んでいました。

今の子ども達は右翼というものもよくわからないかもしれません。
教えると言っても、なかなか難しい話です。

街宣右翼の団体は暴力団の傘下にある場合もあります。
政治的な問題も含みますし、宗教的な問題、さらには人種問題も含まれるようです。

ただ、それ以前に、助けてもらったことがわからない上に、感謝もできない子ども達には困ったもの。
彼らの教育を、大人たちがどうやってきたのか、が問題かもしれませんね。

出典元:hitomoti