坂本さんの両親は食肉解体に携わっていました。

「危ないし、汚い」、幼心に家業が嫌いでした。

中学を卒業後、大阪へ出て板前の修業を積み、地元に戻って肉屋の販売員になった坂本さん。

「解体の仕方も覚えていて損はないか」。




26歳の時、軽い気持ちで親の仕事を手伝って以来、この道一筋で働いています。

最初は仕事と割り切り、かわいそうという感情もなかったといいます。

「動物を一つの命ととらえていたら、身が持たない」。

そんな自分に疑問を抱いたのは、20年ほど前、ある少女との出会いがきっかけでした…