見た目と手に持つパラパラ漫画のギャップがなんとも言えないお笑い芸人の鉄拳さん。
才能あるんだなぁといつも見入ってしまいます。

今回、故人に伝えたい手紙を募集する
『つたえたい、心の手紙』で入賞した手紙を、鉄拳さんがパラパラ漫画で再現しました。

手紙は交通事故で母を亡くした男性もの、ある日の突然の別れに、心に大きな穴が開いたような気持ちに襲われている彼が書いたいつも家族を支えてくれた母へのお手紙…

お手紙だけでも、涙なしでは読めない実話ですが…そこに鉄拳さんの手がくわわると…

故人に伝えたい手紙を募集する『つたえたい、心の手紙』で入賞した手紙を、お笑い芸人・鉄拳さんがパラパラ漫画で再現しました。

いつも家族を支えてくれた母へ『母のサポーター』
こちらがそのお手紙の題名。

鉄拳さんは、今回のパラパラ漫画を描くにあたって、このようにコメントしています。

「お手紙を読ませてもらった時、大切な思い出のワンシーンがいくつも見えてきました。
それらを、僕なりにパラパラ漫画で表現させていただきました」
きっと手紙を書いた男性は、この動画を見て温かい気持ちが再び胸にこみ上げてくることでしょう。

その手紙の全文は、以下のウェブサイトで読むことができます。

「「鉄拳」×「つたえたい、心の手紙」リンク」

ある日、いつものように自転車で買い物に出た母。しかし事故に遭ってしまい、戻らぬ人になってしまいました。

葬式を終え、母のタンスを整理する息子…。すると突然、彼は引き出しの中に吸い込まれてしまいました。
引き出しから出ると、自分の姿は赤ちゃんに戻っていました…
ここは自分が生まれたばかりの世界なのです。

周囲には、笑顔の父と母…。今までの思い出を辿っていきます。
小、中学生の頃、母は家事でいつも追われていた

毎朝、仕事に行く父を見送っていた母。見送った後も、家事に追われて大変そうだった。

夜も、毎日遅くまで洗い物をしていた。父が寝た後だって、いつもいつも…。

高校生の頃、父が突然倒れてしまった

なにひとつ変わらない日常を送っていた、僕たち。でも、ある日突然父が倒れてしまったんだ。

社会人になり始めた頃、母は懸命に父の介護をしていた

介護が必要な体になってしまった父を、献身的に助けていた母。「僕が父さんを運ぶよ」と言っても、「大丈夫よ」と気丈に振る舞っていたんだ。

そんな母は、いつもサポーターを着けていた。きっと、自分よりも体格のいい父の介護で体はボロボロだったのだろう。

そして、数日前…母は帰らぬ人となった

次にタンスから出た場所は、母が事故に遭った運命の日。

いつものように家を出る母を見て、「早く止めなければ」と必死に走った。

でも、いくら全力で走っても駄目だった。母の自転車に追いつくことはできなかった…。

元の場所に戻っていた男性。タンスの中に入っていたのは…。

ふと気がつくと、僕は母のタンスの前にいた。今までの出来事はなんだったのだろうか。

タンスの中に入っていたのは、母が父の介護の時に使っていたサポーター。今まで父と僕を支えてくれた母のことを思うと、自然と涙があふれてきた。

すると突然、タンスの引き出しが開いて階段のようになった。思わず見上げると、そこには僕の泣き顔を見て不満そうな顔をする母がいたんだ。

「泣くんじゃないの、笑いなさい」そう言っているような母の表情を見て、僕は涙を拭う。すると、母は見慣れた笑顔になった。

ホッとしたのか、穏やかな笑顔で階段を昇って行った母。別れてしまっても、僕の心の中にはずっと思い出が残っているよ。

youtubeでこちらの漫画が見れます。

自分の親に対しても、そして自分の子どもにたいしても、色んなことを考えさせてくれるこのお手紙からのストーリー。

今を大切にという気持ちに気づかせてくれました。

鉄拳さんすごい!!
そして、原作者さんありがとう!!

出典元:youtube