この夫婦は結婚12年目。

夫婦仲は冷めてしまい、離婚を考えています。

時が経つにつれ、会話も減りました。
「夫の愛情はなくなってしまった」
「二人でいてもいい事はもうない」
妻の離婚の提案を、夫はすんなり受け入れます。

そして離婚の前夜。
家を出ていく準備を整え、いよいよ明日お別れという日。
妻は夫のパソコンがふと目に留まります。

普段はパソコンを使わない妻ですが、なんとなくパソコンを立ち上げました。
そこで彼女が見たファイル、「妻 H26.26.10~」…。

妻は「妻 H26.26.10~」というファイルを見た時、その日付にもはっとします。
それは妻が夫との離婚を考え始めた頃でした。

罪の意識はありましたが、気になってしまい、ファイルを開く妻。
そしてそこに書かれていた内容とは…。

H26.2.10
「妻とうまくいかない。彼女は私を嫌いになったのだろうか…。今日強くそれを感じ悲しい。」

H26.3.10
「妻をデートに誘いたいがどこに誘えばいいのだろう。まず、会話のないこの状況をどうにかしたいと思う。」




H26.3.20
「妻がいってらっしゃいと言ってくれた。嬉しい。」

H26.4.5
「二人の溝が深まっている気がする。悪いのは俺だが」

H26.4.30
「男らしくなって、妻とやり直したい。妻が大好きだ。」

他にも数々の夫の気持ちが綴られたこのファイル…。
妻は、言葉少ない夫の気持ちを、離婚前夜に知ったのです。

夫はもう自分に愛がないと思い、離婚を考えた妻。
しかし、このファイルを読み、妻の心は霧が晴れていくようだったそうです。
そしてパソコンを持って、夫の元へ。

「ごめん、見ちゃった。」
妻の言葉に、夫は顔を赤らめ「何をだ!」と答えます。
「気持ちがすれ違っていたね。もう一度やり直そう。」

二人はこうして、離婚の一歩手前で、立ち止まることができました。

言葉で自分の気持ちを伝えることが、苦手な人も多くいます。
でも悔いの残らないように、互いに分かり合うための努力をしたいですね。

出典元:academic-box