2011年、アメリカ・アラスカ航空の客室乗務員の女性が、「年配の男と一緒に搭乗した少女が人身売買の被害者である」ということを見抜いて救出するという、驚くべき出来事が起きました。凄い!

身なりを見て怪しむ

人身売買を未然に防いだ客室乗務員は、シリア・フェドリックさんです。

2011年、フェドリックさんは、シアトルからサンフランシスコ行きの便で勤務中に、ボロボロの服を着た少女が、身なりの整った年配の男と一緒に座るのを見て、違和感を覚えました。

フェドリックさんは、当時を振り返り、次のように語っています。
少女は年齢が14、15歳ぐらいで、地獄を見たような青ざめた表情をしていました。

話しかけようとしても、男性が少女に話をさせないよう頑なに遮るなど、不自然な様子だったのです。

そこでフェドリックさんは機転を利かし、男性に聞こえないよう、小声で少女にトイレに行くように指示しました。助けが必要かどうか確かめるためトイレの鏡にメモを貼っておいたのです。




「トイレにメモを置いておきました。そしたら彼女はメモに“助けて”と返事を書いてくれたのです。」

それを見たフェドリックさんはパイロットに報告。到着地の空港で警官を待機させ、少女は無事保護されたそうです。

アメリカの移民税関捜査局によると2016年はアメリカ国内で、人身売買により2,000人近くが逮捕されたといいます。このような状況の中で、アメリカでは元客室乗務員の創設した「Airline Ambassadors」という団体が、人身売買を見抜く訓練を客室乗務員たちに提供しています。そしてフェドリックさんもそうした訓練を受けた中のひとりでした。

この出来事が起きたのは2011年。そのとき、フェドリックさんは少女に電話番号を渡し、その後も連絡を取っています。

少女は今、大学に通っているのだそうです。

あ〜良かった〜!本当にもっと世界にこんな団体が増えて欲しいです。

出典元:surprise-magazine