アメリカ・オハイオ州の小学校。この学校は19世紀の半ば、日本でいえば明治時代のころに建てられた由緒ある学校です。この学校に設置されている黒板にまつわる出来事が話題を集めています。

この学校の黒板は今から約100年前の1917年に交換されて以来、現在まで使われ続けてきました。しかし長年の使用で傷みも激しく、最新式の電子黒板に更新されることになりました。

1世紀にわたり子供たちを見守り続けてきた黒板ですが、惜しまれつつもついに取り外し工事の日を迎えることになりました。作業員が黒板を取り外すと、そこには思いがけない光景が出現したのです。

取り外された黒板の下から、さらに古い黒板が姿を現しました。そして、なんとその黒板には当時の授業で書かれたと思われる計算式や落書きがそのまま残されていたのです。100年以上にわたり当時のままの姿で残され、ついに現代に蘇ったのです。




美しい筆記体で整然と黒板に並ぶ文字。教師の厳格な指導ぶりと、真面目に授業を受ける子ども達の様子が偲ばれます。

こちらは、おめかしをした女の子の絵が描かれています。おそらく生徒が描いたものと思われますが、定かではありません。黒板の右側にはクリスマスまでの残り日数を数えた痕跡も記されていました。今も昔もクリスマスを楽しみに待つ気持ちは変わらなかったのですね。

この黒板は市の判断で保存が決まったそうです。これからも、街の宝物として次の世代に受け継がれていくことでしょう。

出典元:academic-box