2017年3月2日に開催されたスペインのプロサッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ 第25節」デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs アトレティコ・マドリード戦での出来事です。

アトレティコ所属のフェルナンド・トーレス選手は、後半20分に出場の機会を得ました。試合も終盤にさしかかった85分にそのアクシデントは起こりました。

トーレス選手は、相手チームのアレックス・ベルガンティニョス選手と接触します。

トーレス選手がヘディングしようとしたのと同時に、後ろから同じくヘディングしようと突進してきたベルガンティニョス選手が、トーレス選手を後ろから突き飛ばすような形になり、トーレス選手はピッチに顔面を叩きつけられ、そのまま意識を失ってしまいました。

あまりの勢いでピッチに倒れこみ、そのまま動かないトーレス選手を見た周囲の選手は慌てて駆け寄ります。

そんな中、すぐに駆け寄った2人の選手が冷静にこの状態に対処しました。それは同じチームのガビ選手と相手チームのキャプテンであるヴルサリコ選手でした。

ふたりは意識を失ったトーレス選手の状態を見て、すぐさま舌を掴み、気道の確保をしようと試みました。このおかげで舌によって気道が閉塞されることなく窒息を免れました。

しばらく医師団により状態を確認しているようでした。トーレス選手の周りを選手たちが囲んで心配そうに見守っていたので、中の様子はわかりませんが。

その後、トーレス選手はストレッチャーで会場から運び出され、病院へと搬送されました。

病院でトーレス選手を担当した医師は次のように語って2人の処置を絶賛しています。

トーレス選手は数分間意識不明でした。息はしていましたが、彼は全く反応しませんでした。トーレス選手が意識を取り戻すのを助けるために、ガビ選手とヴルサリコ選手が行ったことは完璧です。

トーレス選手の容態は大したこともなく、検査も兼ねて一晩入院し、翌日には無事に退院しました。彼は間もなくチームとも合流しました。

あのパニック状態でとっさに冷静な判断を下したふたりの選手、しかも1人は敵チームの選手。本当に素晴らしいですね。何よりトーレス選手が無事でよかったです! 今後の活躍にも期待したいですね!

出典元:youtube