「お父さんに会いたい」→そう伝えると、黙って母が見せたFacebookには・・・

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私には、父との思い出がありません。

両親は私が幼い頃に離婚し、それからはずっと母と2人で暮らしてきました。

来年で高校を卒業する18歳になる私は、母とはまるで女友達みたいな関係です。
学校が休みの日には、ショッピングやランチに出かけたり、カフェでお茶をしながら学校であった出来事や、友達のこと、恋愛の話まで、何でも話したり、相談したりする仲です。

私はそんな母が大好きなだけでなく、離婚後は女手一つで私を育ててくれた事にいつも感謝の気持ちでいっぱいなのです。

そんな何でも話せる母ですが…
ただ一つ、母には打ち明けられないでいる事があるのです。

 

初めにもお話ししましたが、私には父との思い出がありません。

それは母と父が離婚したのが私が2歳になった頃で、まだ、物心のつく前だからです。
時々話してくれた母からの情報と、昔の写真が数枚。
16年も経った今、父はどんなに変わっているだろう。そしてどうしているのだろう。
そんなことを度々考えてしまいます。

父はとても優しい人だったそうですが、性格等のすれ違いがあり、どうしても続けていくことが出来ず、離婚に至ったと母は言っていました。

母が女手一つで一生懸命に私を育ててくれたおかげで、幼い頃はそれほど強くは思わなかった感情が、成長するにつれて、どんどん胸の奥で強くなってきました。

 

そうは思いながらも、そんな母にこんな事を言うと母を傷つけてしまうのではないかという思いから今までずっと言い出せずにいたのです。

そんな私はあるきっかけにこの思いを打ち明ける決心をしました。

それは、私の18歳を迎える誕生日。

母はケーキや、私の大好きな唐揚げを作ってくれて、家で2人でお祝いをしました。

私は思い切って母にこう打ち明けました。

お母さん、ゴメン。
私さ、お父さんに会ってみたいんだ…

ダメかな??

打ち明けた後の私は母の様子を見ていました。

けれど、母はさほど驚いた表情は見せず、逆に小さくうなづいたのでした。

 

おもむろにスマホを取り出して、あるFacebookのページを開き、それを私に見せてくれたのです。

Facebookのアイコンには、白髪混じりのダンディなおじさんの写真がありました。

この写真の人こそ私のお父さんだったのです。

Facebookの投稿内容を読み進めるにつれて、私の胸は熱くなり、涙が溢れて止まらなくなってしまいました。

 

父のFacebookには、離婚する前の、私の小さい頃の写真や思い出の記事。
そして「会いたい」という思いがたくさん書かれていました。
父がこれまで私のことを忘れず、ずっと思い続けてくれたことが伝わってきて、私は胸も張り裂けんばかりに泣き崩れました。

離婚する時にした約束とは、
私が、自分から「会いたい」と言うまでは絶対に父とは会わせないという事だそうです。

それは、私が心からお父さんに会いたいと願えば、必ず自分から言ってくるだろう。そしてその時こそ本当に会うべき時だとお互いが納得して約束したということでした。

父の最新の投稿は1時間ほど前にされたものでした。

たった今も私のことを思ってくれていると思うと私の胸は更に…

そしてこれまでのお父さんのいろいろな事を母から聞きました。
その夜、母は父へ電話で私が会いたいと打ち明けた事を伝ました。
それを聞いた父は、長い事、会いたい気持ちを抑えていた思いから、電話の向こうで号泣していたそうです。

あなたが会いたいと思っている人はまた、あなたに会いたいと思っていませんか?
会いたいのに会えない、もしもそんなあなたがいたら、思い切って行動に移してみませんか。

ずっと会いたい思いを持ち続けて悩むよりも、「会いたい」と口に出してみる事がはるかに大切です。

行動する勇気があなたの、またあなたの会いたい人の人生を大きく変えるかもしれません。
その後、父とは数回会いました。

来週は、私と同じくらい再会を望んでいる人も会う事になりました。

私と父、そして母も加わって、家族三人で夕食を食べに行ってきます。

出典元:cadot

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