伝説と呼ばれる名車や高級車が惜しげもなく繰り広げる激しいカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズのブライアン・オコナー役の出演で知られているハリウッドスター「ポール・ウォーカー」さん。2013年のウォーカーさんの死後、彼のFacebookページには生前していたことを紹介するストーリーが次々に投稿されるなど、ファンだけではなく彼を知る人達の間でも悲しみの声が上がっていました。その中に、本人も語らなかったため当人達しか知らなかったストーリーが投稿されたのです。当時の宝石店の店員が明かしたストーリーとは・・・?

『ワイルド・スピード』シリーズのファンは内外含めとても多く、日本でも突然の事故死にショックを受ける人が続出していました。

「『ワイルド•スピード』のブライアン役のポール•ウォーカーが亡くなったと聞いて、ショック…>_<…」
「え、ポール・ウォーカー亡くなったの!?!? ワイスピどうなんのーーー!!(・・;)」
「ワイスピのオコナー役のポールさん亡くなったんや。 ワイスピ続編どうなるがやろ なんか好きな俳優やったき辛いわ。」

2013年11月30日。事故死で亡くなったウォーカーさんに何が起こったのか。一時は誤報道で実は生きているという噂も立っていましたが、撮影中だった『ワイルド・スピード』第7作の製作中止やキャストからのコメントも同時に報道されたことで、人々は信じる他ありませんでした。40歳という若さで亡くなったウォーカーさん、事故当日は友人の運転で超大型台風の被災者支援を目的に慈善事業の開催場所に向かっていました。このイベントは自らが関与して行っていたもので、友人に無理やり連れて行かれた等はなかったとのこと。ロサンゼルス郡の保安官事務所によれば事故の原因は「速度超過」だと発表されました。

ウォーカーさんが死ぬまで語らなかったストーリー。それは彼のまったく知らない赤の他人の夫婦が、とある高価な指輪を買えないと諦めて店を出た後に始まります。旦那の名はカイル・アプハムさん、妻はクリスティンさんといいました。




カイルさんはアメリカで軍人として長年にわたり勤務し、2004年にイラクへと派遣されることをきっかけに出発直前で彼女と結婚。数ヶ月後に帰国すると、すぐに彼女との婚約指輪を購入するためにカリフォルニア週サンタバーバラにある高級ジュエリーショップを訪れたのでした。

そこで2人が一目惚れをした指輪は9000ドル(日本円にして約90万円)。当時の2人には到底手が出せるものではなく、「似た指輪で手頃なものが出たら連絡してほしい」と電話番号だけ告げて、意気消沈の様子で店を後にしたそうです。

そんな2人の姿を見ていたのがウォーカーさんでした。彼は夫婦が店を去った後、指輪の代金を支払い、

「匿名者からの贈り物だと言って渡してほしい」

と店員に伝えたそうで、その言葉通りに店員も“匿名の寄与者が全て支払った”とメモを添えて2人に渡したのです。夫婦は言葉を失い信じられない様子で、それでも大喜びでその匿名の人物に感謝をしていたそうです。このストーリーを当時のジュエリーショップの定員が彼のFacebookに投稿したことで、初めて真実を知った2人はこう語っていました。

「今日に至るまで、これほど寛大な行為を受けたことはありません」

それまでは指輪を送ってくれた匿名の寄与者が誰なのかずっと不思議だったそうです。真実を知ったことで、『ポール・ウォーカー』という存在は2人にとって特別な人となりました。ウォーカーさんの生前の行いとともに、夫婦へと送られた指輪は何世代先にも語り継がれることでしょう。ウォーカーさんのご冥福を心よりお祈り申し上げ、お2人の末永い幸せを願っています。

出典元:cadot