YouTubeに過去に配信された「心揺さぶる感動秘話」。
その中に、涙腺崩壊「自閉症で休学している妹の事を「家ばかりで暇だろぉ」と小笑いした教師。
この言葉に小学生の兄が翌日取った行動に多くの人が心打たれた。」と題されたものがありました。

“私には、二人の子供がいます。
小学6年生の息子。小学4年生の娘。
息子は、絵に描いたようなやんちゃ坊主でいつも手が焼けて仕方が無いほど。
近所でも有名なガキ大将の様な存在です。
そしてもう一人の娘。娘は自閉症という発達障害に悩まされています。
……幼い頃から他とのコミュニケーションが上手くとれず、今では学校へも行けなくなってしまい毎日家にいます。“

と始まります。ある日、娘の事で差別的発言をしてしまった学校の先生と校長が突然謝罪に訪れたというのです。
お母さんは先生方から詳細を聞くまで何一つ知らなかったと言います。
その差別的発言に納得できなかった息子さんが翌日、

“確かに学校には来れていないけど、先生が言うように妹は暇じゃないよ!
妹は、学校を休むようになってから毎日『絵』を書き続けてる。“

廊下には、とても子供が描いたとは思えないほどの繊細で見事な絵が張り出されてあったそうです。
そして、

“僕の妹は自閉症です。
でも、誰よりも頑張って絵を上手に描けます。
決して遊んでいるわけでもありません。“

と語ったそうです。

小中学生の15人に1人の割合でいると言われる「発達障害」。
5月21日(日)に放送された生放送番組「NHKスペシャル 発達障害 解明される未知の世界」において、
まだ社会の理解が十分でない発達障害を深く掘り下げ、
「全然知らないことばかり」「すごく共感できた」と反響が続出しました。
発達障害は、これまで社会性やコミュニケーションに問題がある障害として知られてきていましたが、
最新の脳科学研究や当事者への聞き取りから、

“生まれつき独特の「世界の見え方・聞こえ方」をしている場合が多い”

ということが判ってきています。例えば

“多くの人にとってはなんでもない日常の空間が、
耐えられないほど眩しく見えたり、小さな物音が大音量に聞こえたり…”

その独特の感覚や認知が、実は社会不適応につながる原因の1つになっていると言います。
発達障害の過敏な感覚について、専門家は

“「社会生活を営む上でかなり支障をきたしている可能性が大きい」”

と解説しています。これには驚いた視聴者も多かったようで、

“「発達障害の人たちってこんなに過敏なんだ… これは生きづらいな」
「知らないことばかりで恥ずかしい。周囲の理解って大事」“

と言った声が上がっていました。

蛇足ながら…
1988年公開の映画「レインマン」を思い出しました。
ダスティン・ホフマン演じる兄のレイモンドは、著しくコミュニケーション能力を欠く代わりに、驚異的な記憶力の持ち主でした。
この映画はアメリカに自閉症というものを、一般的に知らしめ、
アメリカでの自閉症の理解を10年分は加速させたとも言われているほどの影響力を持った映画でした。

出典元:cadot