海上自衛隊といえばどんなイメージがありますか?
「海猿のあれでしょ?」と勘違いされている方もいるかもしれませんが、あのお話は海上保安官のお話です。
知っているようで知らない海上自衛隊の活動と、政界中を感動させたあるエピソードについてご紹介します。

海上自衛隊の主な仕事として、
・海賊対処
・国際緊急援助
・パシフィックパートナーシップ
・災害派遣
がありますが、災害派遣といえば東日本大震災や熊本地震の際にも海上自衛隊の活躍を目にした方も多いのではないでしょうか。

また島国である日本だからこそ、海から脅威が襲ってくる可能性は高く
実際の戦闘などを見据えて日夜訓練や演習を行うなど
私たちの平和を守ってくれています。

海上自衛隊の持つ船の中には潜水艦がありますが、
ひっそり海底にいる潜水艦を追跡できる技術を持つのは、日本とアメリカの潜水艦だけだそう。
そんな両国が合同演習で模擬訓練を行ったときのこと。
海上自衛隊の潜水艦「ピンガー」があっという間に駆逐艦を見つけ、撃沈判定を出したのです。
日本になど負けるわけがないと思っていたアメリカ海軍でしたが、素晴らしい技術を発揮した潜水艦。
軍事力では確かにアメリカが上ですが、日本の技術にはかなわないということが証明されたエピソードとなったのです。




20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典が開催された2000年7月のこと。ニューヨーク港には各国の帆船170隻、海軍の艦艇が70隻が集まりましたが
その翌日、あるハプニングが起きたのです。

そこに入港してきたイギリスの豪華客船クイーンエリザベス号は、急流となっていたハドソン河の流れに押されてしまい、どうすることもできないままあっという間に海上自衛隊の護衛艦「かしま」の主塔部分に接触してしまいまいました。

相手は軍艦であり、国際問題になりかねない事態に慌てふためいた機関長と一等航海士は、すぐに船を降りて「かしま」に謝罪にむかいましたが、それを受けた当時の艦長であった上田勝恵一等海佐はこう返答したのです。
「幸い、損傷も軽かったので、気にしておりません。それより女王陛下にキスしていただいて光栄に思っております。」
このときのことは、ハドソン河にいた他国の船員たちを通じて世界中の船乗りたちへと伝わり、日本の海上自衛隊を賞賛する声は今でも多くあるそうです。

出典元:academic-box