ある時、流雲(@kimu_ryu0921)さんは、タクシーを利用しました。
話好きの年輩の運転手さんと、世間話に始まり、いろいろなことをおしゃべりしたそうです。
そんな運転手さんの人生話を聞き、心が打たれた流雲(@kimu_ryu0921)さん。

目的地に到着した時、運転手さんは1200円の料金を600円にします。
「若いあなたには、おっちゃんの意思を継いで生きてもらいたいから、ワリカンだよ。」

いったい、運転手さんはどんな話をしたのでしょう。

運転手さんは、流雲(@kimu_ryu0921)さんに亡くなった妻の話をしたそうです。

運転手さんの妻は突然腰が痛いと言い出し、すい臓がんの診断が下ります。
そして1週間ほどで、他界してしまったそう。

彼女が死ぬ直前、走馬灯のように思い出が溢れたそうです。
新婚の頃の食事は下手だったため、無言で残すと、妻が泣きながらそれを食べていた事。
今はそのご飯が恋しくてたまらないと言います。
また「いってらっしゃい」「おかえりなさい」という言葉と笑顔、洗濯や掃除といった当たり前の全てが、当たり前じゃなくなるとわかった時。




運転手さんは妻に「まだ逝かないでくれ」と言いました。
すると妻は「大丈夫ですから。先にあっちの家で、ご飯も洗濯も済ましてお風呂も沸かしておきますから。ちゃんとやり残したことがないように。それが私から、あなたへの仕事です。ちゃんと仕事をして帰ってきてくださいね。」と言ったそうです。
涙を流してしまった流雲(@kimu_ryu0921)さんに、運転手さんはこう言います。
「いま、あんたに大切な人がいるかどうかは分からないけど、当たり前だと思ったらいかん。毎日、恋しいと思って過ごしなさい。当たり前になると、人は臆病になるから。」

そして、目的地に着き、1200円の料金表示が出ました。
運転手さんは「タクシー代は600円!若いあなたには、おっちゃんの意思を継いで生きてもらいたいから、ワリカンだ!」と言ったそうです。
ほんのひと時の、タクシードライバーとお客さんという関係。
それでもそこには感動するドラマがありました。
流雲(@kimu_ryu0921)さんは一生忘れられない出来事として、運転手さんの思いを伝えるためにこの出来事をTwitterに投稿しました。

いつか奥さんがひょっこりタクシーに乗って来るのでは…と仕事をする運転手さん。
本当にそんな素敵なできごとが起こるような気がしてしまいますね。

出典元:twitter