アメリカ・インディアナ州の「インディアナ動物園」ではオランウータンが飼育され、ロッキーと名付けられています。ロッキーは人間に対しての関心が大きく、時折、驚くべき好奇心と感情を見せることがあります。

ロッキーはある日、動物園を訪れたお客に対し特別な行動をとって注目を集めました。
そのロッキーの様子がこちらです。

Source: An Orangutan Uncharacteristically Asks A Lady To Remove Her Bandages To See Whats Underneath by Newsflare on Rumble

ロッキーは、動物園を訪れたダルシ・ミラーさんの、上半身にあるやけどの治療跡がとても気になったようです。ガラス越しにじっと見ています、時折、意味ありげに指をあげたりもします。

ダルシさんはオランウータンが何に興味を持っているかを、表情から察したようです。
自分のやけどの傷跡や、絆創膏などをガラス越しにわかるように見せています。
それを見たロッキーは「さぞかし痛かったでしょう。でも、しっかり治療してもらってよかったですね」とでも言いたげな表情です。




オランウータンは知能が高く人間に近い存在であることが知られれていますが、最近では彼らは苦境に立たされています。

チンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどの猿の仲間は私たち人類と同じ霊長類に分類され、
知能が高いことは良く知られています。しかし、見落としがちなのは知能が高いと「感情」を抱くことができるということです。

人類の染色体は23対、オランウータンの染色体は24対、そのうち2対は共通で同じものなのです。
猿の中でもオランウータンは人間に最も近い存在なのです。今回のように傷ついた人間を気遣うように見える仕草は知能が高く「感情」を示すことができる、オランウータンならではのものなのです。

そんな、オランウータンですが生息するのはボルネオとスマトラといった限られた地域のみ。
この地域では熱帯雨林の伐採が進み、オランウータンの住居や食料が奪われています。
現在の個体数は100年前に比して20%になっているとも言われています。

感情を持った数少ない動物が絶滅の危機にさらされているのです。動画をもう一度見て下さい、人間だってあんなにやさしい表情は出来ないかも知れません。絶滅に追い込むのが人間なら救うことができるのも人間です、どうか私たちの地球の仲間に手を差し伸べてください。

出典元:rumble