一旦夫婦になったのなら、いくつになっても相手を慈しみ、思い合えるような関係でいたいと思う人は多いでしょう。
今回お伝えする米・NY在住のアーサー・セオドア・ジェイコブ氏と、マルシア・フォックス・ジェイコブ夫人が、まさにそんなご夫婦だったのです。

今年で結婚80年になるアーサーさん、マルシアさんご夫婦は、それぞれ105歳と100歳。学生時代に知り合った二人は今も仲良しです。二人の孫であり映画監督のゲイブ・ジェイコブさんは、結婚80週年の記念日前夜の二人の会話を動画で撮影し、それを公開しました。
その様子は「まさに究極の夫婦愛だ」と話題になってます。

寝たきりになったマルシアさんの元に、この日、親族が集まり、孫の一人がマルシアさんにこう尋ねました。
「ねぇ、この最高に素敵な男性と結婚したこと、憶えてる?」

その問いに対してマルシアさんの返事はこうでした。

「ハロー。ハロー」

実はマルシアさん、話しかけられている言葉は理解しているようなのですが、自分からは会話ができなくなってしまい、「ハロー。ハロー」という言葉しかほぼ話せなくなってしまっているのです。
「出会えたの、最高にラッキーだったよね。おばあちゃんも、おじいちゃんも、ラッキーだったね」
「ハロー。ハロー」

「ハロー。ハロー」
そう答えるマルシアさんを愛おしそうに見つめ、そっと手を伸ばすアーサーさん。その伸ばした手に添わせるように、かすかに手を委ねるマルシアさん。
お二人のその姿にはまるでこちらまで、そのお二人の積み重ねた年月が蘇ってくるようです。

そしてしっかり手をにぎり合うと、アーサーさんはマルシアさんに語りかけます。

「愛してる。80年、ずっと愛してる。長い時間だ。結婚した時はまだ20歳だったんだよ」

「ハロー。ハロー」




そして、マルシアさんは語りかけるアーサーさんの手をとり、そっとキスをし、溢れ出る思いでこう続けました。

「ハロー、ハロー。ハロー、ハロー。ハロー、ハロー」

言葉だけ見れば全く噛み合っていないような会話なのですが、そこからはお互いを思いあう深く優しいコミュニケーションが確かに伝わってきます。

そんなマルシアさんの手を優しく撫で続け見つめ続けるアーサーさんは、切ない声でこう続けました。

「あなたが恋しいよ。いつでもあなたが恋しいんだ」

その言葉を、目を閉じて黙ってじっと聞くマルシアさん。愛おしくも切ない二人の思いをフォローするように、家族が「大丈夫!おばぁちゃんは、いつでもずっとここにいるわよ!」と明るい声で話しかけました。

この動画をゲイブさんがこの動画をSNSや動画サイトで公開すると、多くの人が二人の心の会話に胸を打たれ共感しました。

「なんてスイートなんだ!」
「これぞ本当の夫婦の愛の姿だ」
「素敵な時間を共有してくれてありがとう」
「なんだか泣けてきちゃったよ。素敵な家族だ」
「80周年おめでとう!」
長く夫婦でいる間には、健康や心のバランス、環境など、様々な変化が起こります。そんな中であっても、いくつになっても相手を思いやり、愛しむことができること、それは本当に素晴らしいことですよね。

世界中の人たちが憧れる素敵な夫婦の時間を私たちに共有させてくれたアーサーさんとマルシアさん。
私たちもこんな風に大切な誰かを深く思い続けながら歳を重ねてゆけたら幸せですね。
この感動をぜひ動画でご覧ください!!

出典元:spotlight-media