今回はある夫婦の実話を紹介します。

不倫相手と結婚したいという理由で妻に離婚話を切り出した夫。

会社の女性と不倫をしていて、その女性と結婚したいという理由で妻に「離婚したい」と告げると、その言葉を聞いた妻は「どうして?」と聞き返してきた。

理由を答えられず、口論になるもその日は結論が出ませんでした。

理由が理由だけに妻に出来る限りの財産分与をするつもりでいた夫。

それを明記した書類を妻に渡したが、妻はその書類をろくに見ずに泣きながら破り捨てた。

翌日ダイニングで何かを書いていた妻、離婚の条件を書き記していました。

1.家や車、会社の株は受け取らない。

2.正式に離婚するまでに1ヶ月の準備期間を設ける。

3.1ヶ月間は、出来得る限り今までと同じ生活をする。

4.息子に離婚することを悟られないようにする。

至って普通なのだが、5つ目の条件が少し不思議な条件でした。

離婚するまでの1ヶ月の間、妻が仕事に出る時に寝室から玄関先まで、お姫様抱っこで送り出す。

これが5つ目の条件でした。

少し不思議に思いましたがこれで離婚してくれるならと、この条件を受け入れました。

お姫様抱っこをするようになって一番変わったのは息子の反応だったそうです。

息子には両親の仲が良く映ったのでしょう、その光景から両親がもうすぐ離婚するなどとは考えられないでしょう。

お姫様抱っこをするようになって1週間になる頃、夫はある変化に気づきます。




妻を抱えるのが以前より容易になった気がしたそうです。

毎日の事で筋力がついたせいだろうと考えていました。

それから3週間ほど経った頃、妻が洋服選びに時間をかけていることに気づきます。

そう、お姫様抱っこが容易になったのは筋力がついたからではなく、妻が痩せたからだったのです。

そこまで追い込んでしまった事と息子の姿に徐々に夫の気持ちにも変化が現れます。

そして気付いたら不倫相手に向かってこう言っていました。

「すまない、離婚はできない」

自分の本当の気持ちにようやく気付いた夫。

花屋に立ち寄り、妻のために花束をアレンジしてもらうことに。

カードを着けてもらい、こう書いてもらったそうです。

「毎日、君をお姫様抱っこして玄関まで送るよ。死が二人を分かつまで」

早く花束を妻に渡したくて急いで家に戻りました。

ベッドに寝ている妻を見つけて声をかけたが返事がありません。

疲れてるんだなと思い、そっと手を触れると、妻の体は冷たくなっていました。

妻が癌だったということを知らなかったのです。

そしてこの時、妻が出したあの不思議な条件の意味が分かりました。

息子の為に、良い父親の姿を見せたかった事を。

その後夫は妻と二人だけの秘密の約束をしたそうです。

誰にも知られることのない二人だけの。

今、君に告ぐ

これからも命ある限り、君を愛し続けるよ

そして、こんな男を愛してくれてありがとう

出典元:hitomoti