出会いは女の子が女子高生、私は新任教師の時でした。付き合ったのは相手が社会人になってから。
高校2年の時に新任教師として彼女の前に立ちました、私はなんとも思っていませんでしたが、彼女は着任式で見た時から私のことが気になっていたらしいです。

新任教師は若くて生徒とも年が近いからちやほやされることも有ると聞いてました。
彼女は私の顔を見る度に話しかけてくれました。でも、ほかにも私のことをいじる生徒がいたので、そうした生徒のひとりとしか見ていませんでした。

彼女が3年生になって進路で悩みはじめたとき、教師に成りたいと思っていることを知りました。
そして、彼女は私と同じ大学に行きたいと言い始めたのです。私は半信半疑だったのですが、彼女は見事合格、私も後輩となった彼女を祝福しました。

卒業式の日でした。
彼女の友達に「教室に行ってください!」と言われ、急いで駆けつけた教室には彼女がいて「好き」だと告白されました。
私は付き合っていた彼女がいたので「立派な教師になれ」と言って、恋愛話は丁寧に断ってしまいました。

それから4年が経ちました、なんとなく教師生活を続ける私に異変が起きたのは突然でした。

彼女とは「教師になったらまた会おう」と言って別れました。
その時、笑顔で「はい!」と返事した彼女にドキッとしたのを覚えています。
その後は、彼女のことを思い出すこともなく4年が過ぎて、、、




ある日、彼女のことを唐突に思い出し「今頃は大学出てるよな」と頭をよぎりました。
そして数日後、隣の学区の中学からの電話を取ると、その電話が彼女からのものだったのです。最初は気づかなかったのですが、フルネームを聞いたところで「もしかして?」と尋ねたら彼女だったのです。その後、改めてかかってきた彼女の電話に応えて、今度飲みに行こうということになりました。

数日後に飲んでいるときに彼女に「本気にすきだった」ことを聞いて少なからず驚かされました。そして、最後に会ったときに私が言った「イイ女に」の言葉通りに、ダイエットに化粧にと頑張った話も聞きました。

私は、まだ彼女の事が好きだったわけではありません。何度かデートを繰り返すうちに魅かれていったというところが本当です。それから2年後のクリスマスの日には私からプロポーズをしました。
入籍したはいいものの職場の関係で同棲できずにいる間に数カ月が過ぎて、気が付けば彼女は妊娠していました。
このため、産休と同時に念願の同棲ができるようになったのです。私は幸せです。

なかなか素敵な話です。確かにドラマでは教師と生徒という設定はよくあるのですが、現実的にこれを実現するとなると、かなり高いハードルを越えなければなりません。最後まで自分の想いを諦めなかった元生徒の『奥さん』を褒めてあげたいと思います。

出典元:lasoreiyu