お店は少し混んでいた。

レジ待ちの私の前には、
年齢50代後半くらいで頭はチリチリの
場末のスナックのママみたいな
出で立ちをしたおばちゃんが立って居た。

そして彼女は自分の順番が回ってくると、
店員さんにトンデモナイ注文をしだした。

(声はアルコール焼けなのかガラガラ声で)
「ブランデー一つと焼酎二つね!」

顔はまじ顔で(むしろ不機嫌に見える)
店員さんもこのおばちゃんが冗談で言っているのか
本気で言っているのか真意を読めずにいるようだ。

そんな店員さんの動揺を、
全く気にする様子もなく、
指を2本立てて焼酎を要求するおばちゃん。

何が起こっているんだ?と、
しばらく様子を見ていると。。。
(時間にしたらたった数秒だろうが
私にはかなりの時間が流れたように感じた 笑)

ニヤリとおばちゃんが笑い始めて、
安心したように店員さんも
それにつられて笑いだしました。

おばちゃんはダミ声で
「やーねーあんた冗談よ!」
とその場の緊迫した雰囲気が一変し、
一気に和みムードに・・・

というかさき程までの
あのえも言われぬ緊迫感はなんだったのか?
このおばちゃんは武道の達人か何かなのか?

つーか
「冗談わかりにくいよ!!」

■ 見事な切り返し

で、ここまでの話だと、
「たまにいるよね
そういう空気読めないおばちゃん
ムカつくわ~~」

的な話になるが、ちょっと違う。

ここからが私が感動したところ。

その後の店員さんの切り返しが
とても良かったのだ。

彼女はダミ声おばちゃんの
分かりにくい冗談に屈することなく、
満面の笑みでこう答える。

「申し訳ございません。
当店はアルコール類の販売はしておりません。

ですが、当店のコーヒーは
酔うほど美味しいですよ!

この返しにはおばちゃんはもちろん、
後ろでこのやり取りを聞いていた私も
とても爽快でハッピーな気分になった。

ちなみにその後、おばちゃんは席に戻り
連れの(似たような風貌の)友達二人に、
ニッコニコしながら話していた。

「お酒頼んじゃったわよ~!ギャハハ」

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ディズニーランドのキャストや
ファン・カストの活躍、エピソードはよく聞きますが、
スタバにもこんなすごい店員さんがいるんですね!

このような場面に遭遇した時、
ためらう事なくこんな切り返しが
できるようになりたいものです。

それにしても、このお酒を頼んだおばちゃんも
いい味出してますね!

さすが、年を重ねた女性は強い!?

出典元:Spirit of Business