【貴重映像】本田宗一郎がSONYで一度だけ行った講演。そのユーモア溢れるスピーチの内容が深い!

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本田宗一郎といえば言わずと知れた
世界的企業である「本田技研工業(ホンダ)」の創業者ですよね。

では、その彼のスピーチを映像で見た事はありますか?

1976年に行われたSONYでの講演。

とても珍しいことだそうです。

その中で、升田幸三実力制第四代名人と本田宗一郎さんが
将棋の話をしていたというエピソードを語った映像をご紹介します。

抑揚のある話し方とユーモア満載のスピーチ、
聴衆の心をあっという間に掴んでしまう不思議な魅力を持つ
独特の語りをお楽しみ下さい・・・

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王様なしでやってみたい

「只今ご紹介にあずかりました本田でございます。

えー、僕の碁はザルの・・・碁じゃない。あの、将棋でございます。

僕は王様なしでいっぺん将棋をやってみたいと思っているんですよ。

安心してやれるからね」

「王様があるためにこっちは苦労してるんですよ」

「そうすりゃ、角と飛車をしっかり守ってりゃいいんだからね」

升田名人の金言とユーモア

「そのところへ、升田名人、ひよっと来て、
”おう、お前のうちはうまく歩を使ってるな”と、
こういう話なんです。

”歩というのは素晴らしい物だよ”と。

”歩というものは敵陣に行けば金になる”と」

「”これをうまく使うやつが名人だ”と、こう言ったんです」

ここまでが金言。以下ユーモア。

「その彼が、僕に三段をくれるって言うんですよ。

”おまえ、本田、おまえに三段くれてやるから”と。

そりゃあいいなあ、大丈夫かなと言ったら、
(升田名人は)”ええ、その代わり一つ条件がある”と(言った)」

「絶対に、他人とやらないという。あれを書けっていうんですよ」
※おそらく他人と指さないという念書を書けと言ったのだと思います。
三段の実力がないとバレてしまうため。

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それでは、実際の本田宗一郎さんの棋風と実力は
いかなるものだったのでしょうか?

本田宗一郎さんの晩年の秘書だった住川忠行さんによれば、
時々本田さんに「おーい」と呼ばれて「一局どうだ」と
将棋を指すことがあったそうです。

住川さんによると、本田さんの将棋の棋風については
攻める一方の将棋、性格がよく出た将棋だったそう。

そして実力については・・・

「強くて。10回やって私が1回勝てばいいほう」

だったそうです。

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一流の指導者はユーモアも備えていると
聞いたことがありますが、やっぱりさすがですね!

落語家にも負けず劣らずの語り口に、
思わず引き込まれてしまいました。

出典元:本田宗一郎さんがSONYで1度だけ行った講演 shogi1.com 

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