1人の写真家が、闘犬の噛ませ犬として虐待されてきた犬にかけた素敵なマジックに感動!

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ニューヨークのロングアイランドにあるシェルターで保護されている
アメリカン・ピット・ブル・テリアのマードック。

彼は、保護されるまでは、闘犬の噛ませ犬として利用されていました。

噛ませ犬とは、闘犬として調教する犬に噛ませて
自信をつけさせるためにあてがわれる弱い犬。

言わば死んでいもいい犬ですからまともな扱いは受けず、
当然愛情なども一切与えられることはありません。

しかも日々を犬に襲われ噛み付かれるという恐怖と痛みの中で過ごします。

そして闘犬として戦う犬もまた、愛情を与えられる事なく
凶暴になるように過酷な環境で飼育されます。

その凶暴さを助長するために与えられる噛ませ犬。

マードックもまた、若い闘犬に自信をつけさせるために
噛まれ続け、多くの傷を負ってきたのです。

アメリカでは、ピットブル種は闘犬として改良されているため、
闘争心が強く、危険だという偏見が強いそうです。

そのため、保護されてもなかなか受け入れてくれる里親が
見つからないのが現状…

ようやく過酷な環境から助け出されたマードックも
同じ境遇にあっています。

そんなマードックに、ある女性写真家が
素敵なマジックをかけてくれました。

ソフィー・ガマーン(Sophie Gamand)さんが行っている撮影プロジェクト、
「フラワー・パワー」。

犬に花の冠を飾り、背景もやわらかいトーンにし、
一部の人がもつ勝手な偏見を変えていこうという試みです。



穏やかで人懐っこそうな表情の犬達・・・
華やかな花の冠で飾られて、なんだか嬉しそうにも見えますね。

マードックを撮影をするために現れたソフィーさん。

マードックと対面した時、傷の多さに驚きを隠せませんでした。

しかし、それもその気持ちはそう長く続かなかったそうです。

傷だらけの彼は、部屋の中で一番存在感があったわ。彼の傷跡に注目するのは難しかったです。でもたった数秒で、彼のやさしい性格に癒されて、傷のことなんか忘れちゃったわ。

施設のスタッフによると、マードックは人間が大好き!

親しみやすく、トレーナーの後をしっぽを振りながらついていくそうです。

とてもおとなしくて自分の食べ物の前に人が来ても、
怒ったりすることもないそうです。

そんなマードックも、ソフィーさんの「フラワー・パワー・マジック」で
こんなにかわいくなりました!


彼の人懐っこさと優しい性格がにじみ出ているようですね・・・

アメリカではおよそ100万匹のアメリカン・ピット・ブル・テリアが
安楽死させられているそうです。

それを少しでも減らすために、ソフィーさんの活動は続きます。

人間の都合で闘犬の噛ませ犬として虐待を受けてきたにも関わらず、
今だに人間が大好きでいてくれるマードックに胸が痛みます。

今まで辛い思いをしてきた分、愛情を惜しみなく注ぎ込んでくれる
新しい家族に巡り合って幸せな生涯を過ごして欲しいものです。

出典元:grapee Sophie Gamand Photography Adopt Murdock 

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