若気の至りで引き取って育てた生意気な男の子。成長した彼が親戚一同の前で言った言葉とは

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画像引用元:sof_sof_0000

事情があって、引き取って育てた親戚の男の子がいます。

全く可愛げなく、私の呼び方すら名前呼び捨ての男の子でした。

その子が、本人なりによく頑張って、国立の大学に受かりました。

法事で親戚が集まった時、ある親戚筋のおばさんが言いました。

この方は、常々から鼻つまみ者で、あんまりお付き合いしたくないタイプのおばさんでした。

「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」

そのおばさんは、この男の子を引き取るときの親族会議で「私は絶対に嫌」って言ってたのです。

しかもそれを本人の前で口走る無神経さ。

一番経済的な余裕があるのにこれだ!

そんな変な親戚に反発するような義侠心もあって、つい私が勢いで言ったのです。

「じゃー俺が育てます」と。

まだ就職して間もないヒヨコの私の無謀な申し出でした。

それでも、何とかかんとか、七転八倒しながらも、彼を大学に入学させるまでにこぎつけることが出来たのでした。

そのおばさんの言葉、「私たちのところで引き取っていたら・・・」を耳にし、私は怒りとイライラ感を覚えつつも、反面、そのおばさんの言葉を全否定できない気もしました。

「ああそうなのかもな。

 私がもっといい会社に就職したり、出世が早かったら、こいつにもっといい環境を与えてやれただろうし、塾だって通わせてあげれたのにな」

「よく考えれば私があの時、彼を引き取るなんて言わなければ、他のもっと金持ってる誰かが彼を引き取っただろうし、ひょっとしたら、私の方が、彼に悪いことをしたのかもしれない」

そんな思いを巡らせていたところでした。

その子が思いがけないことを発言しました

「今の自分があるのは○○(私の名前)さんのおかげだし、俺がこんなとこに受かれたのも○○さんのおかげです。

他のどなたよりも、俺は○○さんに育ててもらい感謝してます」

みんなの前でそう言ったのです。

件のおばさんは沈黙です。

男の子は、普段私の名前に「さん」なんかつけたこともありません。

常に偉そうに呼び捨てなのです。

その子が、ふすま一枚隔てた隣の部屋で、こんなことを発言するなんて。

嬉しかったです。

今まで生きてきた中で一番嬉しかった、と言っていいほどの嬉しさでした。

帰りの車で、私はすごい浮かれてました。

その子に「ありがと」って言ったら、彼は、私がそのとき隣りの部屋にいたのを知らなかったらしく、怪訝な表情をしました。

そして、しばらくしてからマフラーに顔を埋めてそっぽを向きました。

どうやら照れてる様子。

私が、彼を引き取ってからこの瞬間まで、彼のことを可愛いって思ったことはなかったように思います。

最悪の時には、クソ生意気で補導はされるわ、女の子は連れ込むわ、私の大っ嫌いな煙草をわざわざ私の寝室で吸うわ、もうほんっとにどーしよーもない悪ガキだったのです。

それが大学に入学できるわ、いっぱしの発言をするわ。

実際に子供がいたら感じる可愛さとは、こういうことなのかなって思いました。

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苦労が報われた瞬間ですね。

「じゃー俺が育てます」

その決断は決して間違っていなかったことは、りっぱに成長した彼の姿が物語っています。

血縁を超えた絆に涙が止まりません・・・

出典元:kidankidan.com

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