猫に征服された自衛官達!?自衛隊基地内でのほっこりする猫エピソード2選

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こちらは人里離れた山中にある某自衛隊基地の寮内。

基本的に仕事や訓練が終わったら部屋でごろごろとかするしかない。

昔と比べればスマホに電波も届くしamazonも来てくれるから柵の中の暮らしも快適になった方。

調達できないのは女とか、後は…。

画像引用元:www.peppynet.com

「あー…暇だな…」部屋の中の一人が呟いた。

「なんかさー猫モフモフしたいな」

「わかる!撫でたらゴロゴロいうし目細めるのかわいいよな」

「でも結構猫って筋肉質だよな撫でると驚くわ」

「こないだ飲みに行った時にいつもいる野良猫が最近やっと触っても逃げなくなったんすよ」

「実家のねこ元気にしてんのかなーお袋に写メ送ってもらお」

「癒されるよなー」

「お前の言ってた野良猫、あんま餌もらえてなかったりよく怪我するってたじゃん」

「そうなんすよ。やっぱ繁華街の路地裏に住んでるんで残飯は食えるけどいじめられたりカラスと戦闘とかあるんじゃないすか」

「まあ条例で餌とかやるなってあるしな。飼いたいけど俺らじゃ無理だろ」

「そりゃ隊舎じゃ買えないけど基地内は膨大な林や敷地があるじゃん。

その野良猫捕獲して放てばどうだ?

こっちは防衛省敷地内だし市条例なんて糞食らえ」

「そりゃ駄目だわ。昔あったんだよ基地内に猫住み着いて、結構可愛がられてたんだけど食堂近辺で残飯漁っててさ、衛生幹部がけしからんって始末した」

「保健所すか?」

「いや。その幹部の娘さんの家に」

「それ職権濫用じゃないんか?」

「そもそも基地内に頻繁に鹿入ってくるじゃん」

「はー…」

「…」

「猫撫でたいな」

「うん」

次の週末に某市内の猫カフェに5人の男達がたむろしていた。

画像引用元:hyakushiki_thebest

大きな自衛隊基地の売店周辺にどこからか迷い込んだ子猫が現れた。

年はよくわからんが頭からケツまで30cm無いんだから子猫だろう。

日中はどこかで隠れていて、夜になると売店周辺で寂しく鳴いて隊員に餌をねだる。

でも何か人からの餌は食べるものの触らせるどころか手が届く範囲には絶対寄らない。

それはそれでかわいいんだがやっぱり衛生面とか色々と問題があるし、あんまり猫の成育環境としてもよろしくはないだろう。

子猫だし里親も探せば見つかるだろうがまず捕まえないと話しにならんわけで。

そして基地の上層部に知られると面倒になる。

俺を含めた有志で臨時対猫捕獲分隊を作り、まず捕まえてケージか紐でも繋ごうということになった。

しかし俊敏に動き警戒心が高い子猫を捕まえるのは自衛官でも容易ではない。

(殺せっていうなら簡単なんだが)しかも借りてきた捕獲器は近寄りもしない。

何日か試していまいち捕獲器に閉じ込める作戦が不調なので再度分隊で作戦会議をした。

休日に総員13名で会議をし、罠も使えないし近寄っても逃げるならば数で包囲して一斉に仕留める方がいいだろうという結論に至った。

さすがに仕事中にはできんので休日を縫って念入りな作戦立案と準備を重ねた。

決行は売店周辺に部外者が少ない祝日の夜半。

猫が現れる屋外喫煙所周辺。

目標が現れる時刻を数日前からリサーチし、周辺に迷彩服を着た隊員が4名伏せて待機する。

うすうすわかってると思うがみんな面白半分である。

ふざける時は全力でが我等のモットー。

(まずA班は合図と同時に戸板で猫の周囲を囲んで退路を絶て)

(んでB班がその中に投網を投げる。少なくとも猫の足は止まる)

(そしてABで連携して包囲網を狭めて捕獲しろ)

(C班はバックアップで指揮官の指示に応じて動け。全員無線をちゃんと聞いとけよ)

(B班の網は対人用で子猫がくぐられるのも混じってる、漁用の網とうまく混合して使え)

(子猫でも爪は鋭いから作業用皮手袋と軍手を二重履き。迷彩服の下にウェア着ろ)

(俺たちの任務はあくまでターゲットの安全のための保護、それを忘れるな)

(基地の方は保健所への殺処分を検討している情報がある。我々の失敗はターゲットの死と思え)

入念なブリーフィングを済ませて後はうまくターゲットが来るのを待つのみ。

予定時刻より20分ほど遅れてついに子猫が喫煙所に来た!

周辺に迷彩柄のなにかが複数臥せっているものの、ちょっと警戒するだけでそのまま入ってきた。

屋上から見ていた指揮官が無線で小声で「状況開始!」とささやくと一斉に伏せていたA班4名が立ち上がって猫の四方に戸板を持って囲い込む!

猫が慌てて隙間から出たり戸板を駆け登って包囲を突破しようとするがA班員がうまく戸板を傾けてそれを防止する。

(#゚Д゚)「焦るな!戸板から出さないことだけ心がけろ!」

そして後ろからB班が戸板の中へ投網を投げ込む。

(;=゚ω゚)「ニャ!ニャー!!!!」

(#゚Д゚)「動くな!逃げるんじゃない!」

(#゚Д゚)「網を固めろ!」

(;=゚ω゚)「フギャーーーー!!!!」

(#゚Д゚)「痛!引っかかれた!軍手を貫通した」

(#゚Д゚)「気を付けろよ!あと対象にも怪我をさせるな!」

(#゚Д゚)「網を破られた!C班もう多少の引っ掻きは覚悟で捕まえろ!」

(;=゚ω゚)「フシャーーーーーーー!!!!!」

(#゚Д゚)「諦めろ!お前の居場所はもうこの基地にはない!!」

約40分間の騒動の末、我々の用意した籠の中に子猫は保護された。

相当に興奮しておりキャットフード類も手を付けなかったが、しばらく監視していたところ諦めたのかケージの中でカリカリを喫食後就寝した。

ついに我々分隊は任務を無事に達成したのである。

さんざん基地内で隊員を振り回した上に保護の際にも抵抗の限りを尽くした猫への処分として、平日の日中に売店前でさらし者になってもらった。

売店前の人通りの多い路上にケージを固定して人目に触れさせ、ケージの上に手書き看板を置いた。

「○○基地の皆様、今までご迷惑をおかけしました。

僕は明日から××隊△△2曹の家の子になります」

半日近く隊員や部外者の好奇の目に晒され、写真を撮られ、餌等のほどこしを受けるという屈辱を味わせた。

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国の安全や平和の為に厳しい訓練をこなし、人命救助などの災害派遣や国連PKOへの派遣などの国際的な平和活動などで日々活躍している自衛隊。

そんな屈強な自衛官達をもメロメロにしてしまう魔性の生き物が存在していたとは!

猫、恐るべし(((゜Д゜;)))

出典元:www.tanoshikoto.com

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