舞台公演中、騒いだ自閉症の子供とその親が観客から非難の嵐。その時演じていた俳優の怒りと悲しみに世界中が共鳴した!

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画像引用元:specialneeds.com

舞台「王様と私」に、ラン・タ役で出演している俳優のKelvin Moon Lohさんが、自身のFacebookに「王様と私」の公演中に目の当たりにした出来事について投稿し、怒りと悲しみをあらわにしました。

9月23日の「王様と私」の公演に自閉症の子どもを連れた母親が来ていたそうです。

劇中の『鞭を打つ』シーンに、その子どもがショックを受けてパニック状態になってしまったのですが、周りの観客たちは皆、その子どもが騒いだことに腹を立て
 
 
『なぜ自閉症の子どもを

 劇場に連れてきたのか!?』
 
 
『ここから出て行け!』
 
 
と親子を責め立てていたそうです。

その様子を舞台の上から見ていたKelvin Moon Lohさんは、親子を責める他の観客に対して
 
 
『子どもを落ち着かせようと

 頑張っている母親の様子が

 見えないのか!?

 落ち着いてくれ!!』
 
 
と思いながら公演を続け、終演後に親子がいたはずの席が空席になっていたことにショックと苛立ちを隠せないという内容の投稿です。
 
 
『もしかしたら反感を買う

 かもしれないけれど・・・』
 
 
と前置きをして、Kelvin Moon Lohさんは、以下のように、自身の舞台に対する心のあり方を語っています。

こちらがそのFacebookの投稿内容です。

このお母さんが自閉症の子どもを連れて劇場に足を運んでくれたことを、私は誇りに思います。
とっても勇気がいることだったはずです。

みんなは彼女がどんな生活を過ごしてきたのか、これからどんな人生を歩んでいくかなんて知らないと思います。
今日のような出来事は非常に稀かもしれない。
もしかしたら、子どもと過ごす毎日は、いつも穏やかなものかもしれない。

彼女は、きっと子どもに多くの経験をさせたくて、批難を受けるかもしれないことを承知した上で
劇場に足を運んだのではないでしょうか?
彼女が座っていたのは通路側の席だったし、最悪退席することを考慮しての選択だったんだと思う。

このお母さんは、他の観客と同じようにチケットを購入し、
座席選びにも注意を払い、母親としての責任を忘れずにいます。
それなのに、彼女にとって、今日は最悪の一日になっていまったんじゃないだろうか・・・

『王様と私』をはじめ、私が出演する舞台は『全ての家族』のためにあります。

障害の有無なんて関係なく、全ての家族が幸せになれるための場所です。
誰にとっても特別な時間なのです。

「王様と私」という舞台は、封建的なシャム王室の厳格な王と、その子どもたち、そして未亡人のイギリス人家庭教師アンナを中心にハッピーエンドに向かっていく、一つの国、王様家族の愛の物語でもあります。

そんな家族の幸せを演じる舞台の公演中に起きてしまった今回の問題にKelvin Moon Lohさんが大きな悲しみを感じてしまうのも納得です。
 
 
日本では劇場や演目によって『小さい子どもお断り!』のような規制がありますが、その規制理由は『周囲の観客に配慮する』『演目の妨げになることは排除したい』というもの。

観劇の規制理由に対して、私も小さい子どもをもつ母親として、それが周りの観客に対する配慮であることは間違いないと思います。
 
 
ただ、思いやりという観点で言えば、Kelvin Moon Lohさんが訴えるように状況を見て察すること、フォローをするなどの対応はどの観客にも出来たのではないでしょうか?

少なくとも、この自閉症のお子さんが落ち着いてから観劇に戻れるような雰囲気になるような配慮の仕方もあったのではないかと思います。

みなさんはどう感じましたか?

出典元:heaaart.com

——————–

ローさんの悲しみや痛みに共感します。

そんな思いやりや感受性を持っている

ローさんならば、きっと

素晴らしい演技を見せてくれる

のではないでしょうか?

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