画像引用元:YouTube

パリのテロ攻撃を受け、世界中が「祈ろう」という盛り上がりを見せています。

しかし、独メディア「ドイチェ・ヴェレ」が行ったダライ・ラマ14世への単独インタビューの中で発していた彼の発言が話題となっています。

▼そのコメントの一部がこちら

神に祈るだけでは本質的な問題を解決することはできません

テロリストは近視眼的であり、これが自爆テロが横行する原因の一つです。

ただ神様に祈るだけでは、本質的な問題は何も解決することができません。

私は仏教徒ですから、祈りを信じています。

しかし、この問題をつくり出してしまったのは、我々人間なのに、いま私たちは、神様に解決を求めている。

それでは筋が通りません。

神様はきっとこう言うはずです。

「自分で解決しなさい」と。

なぜなら、始まりは私たち人間なのですから。

“調和”と“協調”、人道的な価値を育むために私たちに必要なのは、計画的なアプローチです。




もし、今すぐそれ始めることができるなら、今世紀はこれまでとは違う結果になるはず。

それは、この世界に生きる私たちみんなの利益です。

家族や社会のなかで平和のためにつくしましょう。

神様からの救いを期待してはいけません。

もちろん、仏様や政府にも。

私たちが今日直面している問題は、信仰や国籍のわずか「表面的な相違」の結果ではないでしょうか。

私たちはみな、ひとりの人間なのです。

見方によっては自己の存在意義の否定にさえなりかねません。

僧侶という立場でここまで発言するのは大変な度量がいると思います。

祈ることは大事。でも祈るだけではダメ。

神様に祈るのであれば、今、神様が与えてくださっている課題と向き合わなければならないと感じました。

出典元:i100.independent.co.uk dw.com