嘘のように痴漢被害が止んだ!?ある女子校生が考案した画期的なアイディアとは

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都内在住の殿岡万里さんの娘、たか子さん(仮名)は、大きな悩みを抱えていました。

それは朝夕の満員電車での登下校。

2014年に高校に入学してからというもの、彼女は頻繁に痴漢に遭っていたのです。
画像引用元:TokyoMovielllEnzai2

どちらかというと地味で、目立つようなタイプではなかった彼女。

しかし、卑劣な痴漢はそういった大人しそうな子をターゲットにします。

彼女は立ち位置を変えてみたり、様々な防犯グッズを試すなどできる限りの工夫をしましたが、それでも被害はやみませんでした。

有効な解決法が見つからないまま一年が過ぎました。

痴漢されているときに声を出すのは、怖いし恥ずかしい。

周囲の人は、見て見ぬふり……

ガンバって「やめてください」と言っても、犯人に逆ギレされてしまう。

もし、犯人と間違えて、冤罪被害者を出したら迷惑をかけてしまう。

駅や鉄道警察、警察署……

たか子さんとご両親は、いろいろな所に相談に行きましたが、有効的な解決策は示してもらえません。

自分で何とかしなければいけないと感じたたか子さん。

痴漢を捕まえたい訳ではない、自分の身を守りたいだけ…

母親と一緒に痴漢を防ぐ方法を考え、思いついたのが「痴漢は犯罪」というメッセージを発信すること。

そして考案したのが痴漢防止カードでした。

「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」と書かれたカードを手作りし、ちょうど肩の後ろに来るようにして肩にかけた鞄の取っ手に付けてみたのです。
画像引用元:faavo.jp

このカードを付けて通学してみたところ、嘘のように痴漢は止みました。

声をあげなくても、勇気を振り絞らなくても、痴漢行為を未然に防ぐことに成功したのです。

カードはその後、缶バッジに改良されました。

「痴漢撲滅バッジ」ではなく「痴漢防止バッジ」という名前にしたのは、被害者はもちろん加害者も出したくないという思いから。
画像引用元:faavo.jp

このアイディアをSNSで公開したところ、大きな反響を呼び、「Stop痴漢バッジ プロジェクト」が発足しました。

つけるだけで犯罪を防ぐことができるStop痴漢バッジ。

痴漢被害者を減らすだけではなく、痴漢を未然に防ぐことで加害者も減らすことができる。

それが今までの防犯グッズにはない新しさでした。

現在はバッジの新たなデザインを募集するとともに、配布イベントへ向けた支援を募集しています。
詳細はこちら!

警視庁によれば、2013年における電車内での強制わいせつの認知件数は304件。

迷惑防止条例違反のうち、痴漢行為の検挙件数は3,583件。

しかし、被害に遭った人のうち警察に届けた人は10分の1程度という結果もあり、実際の発生件数は認知件数の何倍にもなると考えられます。

多くの被害者が声をあげないのは「恥ずかしい」「騒ぎを起こしたくない」といった気持があるから。

被害にあってから、勇気を出すのではなく、痴漢に被害にあわないように勇気を出す。

必要なのはこのバッジをつける勇気だけです。

痴漢は被害者の羞恥心を利用した非常に卑劣な犯罪行為。

防止がいずれ撲滅につながることを願います。

出典元:Stop痴漢バッジ プロジェクト

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