心に響く人間同士の温かみ…全てを失ったおばあちゃんに希望を与えた1杯の豚汁

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画像引用元:facebook.com 

3月14日。

大震災から4日目の夜、僕の人生観が大きく変わる出来事が起こった。

炊き出しボランティア3日目、昼間から準備していた1200人分の豚汁を作り、皆に配給していた。

正直、僕も料理人のはしくれだから もっと豪華なものを提供したいと思ったけど、1200人分の食材を考えると、こんなもんしか出来ないって、ちょっと申し訳ないくらいに感じてた。

殆ど肉の入ってない『豚汁』という名の『野菜スープ』。

僕の列に並んでくれた人に次々に豚汁を配っていると、その婆ちゃんは僕の前に表れた。

「おい兄ちゃん、オレの家は津波で流されちまったんだ。
爺ちゃんも何処かさいっだがねぇ。
もう、なにもかも無くなっちまったからよ、豚汁、大盛にしてくれ。
それくらいしてもらってもバチ当たらんべよ」

正直、一瞬、悩んだよね。

なんか気難しそうな頑固ババァって感じだったし。

可哀相だけど、1人だけ大盛を認める訳にはいかないから、

「みなさ~ん。すみませーん。
このお婆ちゃん、津波で家やら全部流されちゃったみたいで~
可哀相だから、特別に豚汁大盛でよそってあげても良いですかぁ~」

僕はありったけの大声で、後ろに並んでいる人達に聞いてみた。

ちょっとふざけた感じでね。

そしたら、みんな…

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