僕は、他の誰かになりたいわけではありません。
他の誰かの人生ではなく、僕自身の人生を生きています。

それなのに、

「他の芸人は皆、ひな段に出てるんだから、オマエも出ろ!」と周りから言われ続けてきました。

「なんで、芸人が絵本なんて描いているんだ!」とも言われ続けてきました。

自分と直接関わりのないような世間の方々からはもちろんのこと、同業者からも。

最近では、

「なんで、肩書きをコロコロ変えるんだ!」とも言われはじめました。

他の誰でもない、僕が全ての責任を背負っての僕自身の肩書きなのにです。

同業者が叩いているのでだんだんと、「西野は叩いてもいい存在」となっていったのか、まぁ、皆さん、躊躇することもなくビシバシと・・・

そんなコメントを挙げていったらキリがありません。

あなたたちも、テレビやラジオ、その他、いろんな媒体で、その現場に僕がいないところで「キンコン西野は本当にイタイやつで…」というコメントを目撃したことがあるかと思います。

もしかすると、これを読まれているあなたも、僕を叩いたことがある人たちの一人かもしれません。

しかし、よく考えてみてください。

僕は、あなたの人生に1ミリたりとも踏み込んではいないし、それに、僕が何をしようと、あなたには何の危害も与えていません。
それなのにあなたは僕に「お前は間違っている」と言ったのですよね?

ただね、嬉々として無責任に僕を叩いていた方々には誠に残念ですが、皆様が面白がって、散々っぱら僕を叩くことで、僕に時間を費やしていた間、僕は皆様には1秒たりとも時間を使わず、僕は僕自身のために時間を使い続けました。

数年もの間、他人の僕に時間を使ってしまった方々と、僕自身に時間を使い続けた僕との間には、随分と差が生まれてしまっていることでしょう!

加えて申し上げますが、僕はあまり大人しい性格ではございませんので、もし今までの無責任な言動に対して、「水に流してくれるだろう」と思われていたら、それは大きな間違いです。

この数年間、僕は「知るか!」と跳ね返すことはできましたが、僕を支えてくださったファンの方々やスタッフの方々はそうはいきませんでした。

ずっと、ずっと、「なんで、西野なんか応援してんの?」

と言われ続けて、なかなか肩身の狭い思いをしてきたはずです。

僕は、僕のことを支えてくださっている方々に、もう何年も肩身の狭い思いをさせてきてしまいました。




肩身の狭い思いをさせている間、ずっとずっと「大丈夫。いずれ面白いところに必ず行けるから」と言い続けてきたものです、だからここで終わりにするハズがありません。

もうひとつ言うと、『夢を語れば潰される』という理不尽な風潮を、僕は認めないので「水に流す」なんてことはないのです。

このたび、『えんとつ町のプペル』という絵本が完成しました。

4年半もかかっちゃいました。

『分業制』という初の試みです。

この作品を作るときも、やはり「一人で作れ!」なんてコトをたくさんの方々から言われ続けました。
芸人が勝手に自分の夢を実現するのだからという理由からでしょうか?

僕の作品なのにです。

嬉々として、叩いていた皆様へ。

おかげさまで準備は整いました。

今から、やり返しにいきます。

「やり返す」と言っても、これまで同様、皆様には1秒も使うつもりはありませんので、こちらから出向いて殴りにいったりするわけではなく、あなたたちのこれまでの言動を過去に「置いていく」ということです。

叩いたことを黒歴史にして差し上げるということです。

どういうことかと言うと、僕は「ウォルトディズニーを倒す」と公言していますが、大抵の方は鼻で笑ってくれます。
しかし、僕はポジショントークで発言しているわけではなく、伊達や酔狂でもありません。
ゴリゴリの大真面目で言っています。そして、一歩一歩確実にその場所に向かいます。

僕は、『奇跡』と『ハッピーエンド』がお好きなので、そこに向かいます。

『えんとつ町のプペル』で全て、ひっくり返しますね。

覚悟しておいてください。

10月末に発売する『えんとつ町のプペル』の発売を記念して、表参道にあるセゾンアートギャラリーにて、『えんとつ町のプペル展』の開催も決定しました。

んでもって、僕ときましたら、子供には異常に優しいので、この個展を入場無料にして、子供が自分の意思で自由に出入りできるようにしようと思います。

そんなこんなで、『えんとつ町のプペル展』を入場無料にするべく、クラウドファンディングを立ち上げました。

もし良かったら、一度、サイトを覗いてみてくださいな。

これまで、たたかれ続けてもしぶとく僕を支えてくださったファンの皆様、スタッフの皆様、お友達各位、大変長らくお待たせいたしました。

面白いところに行きましょう。

出典元:academic-box