最近になりかなりの頻度で耳にすることが多くなってきている「モンスターペアレンツ」という言葉ですが、モンスターペアレンツの多くは自分の子供を大事にするあまりに学校や他人にまで無理難題を要求し周りを困らせてしまいます。
自己中心的かつ理不尽な要求をしてくる親に困らされたという方も多いのではないでしょうか?
そんなモンスターペアレンツに対するエピソードがとても話題を集めています。
今回ご紹介するのは共働きで3人の子供を育てているお母さんの話です。
一体何があったのでしょうか?

かれこれ10年以上前の話です。
いつもの時間に長男のだいすけ君を迎えにいくと保育士の先生が困ったような顔をして話を切り出してきたのです。
日中に喧嘩でもしたのかな?と聞く姿勢をとったお母さんを待っていたのは至極真っ当な報告のように思えました。

事の発端はだいすけ君とお友達が遊んでいると、僕も入れてと年長クラスの子が来たそうなのです。
ですが、2人で遊んでいただいすけ君は、今は無理だから後でね。と声をかけました。
そこで急に年長クラスの子は不機嫌になりだいすけ君を小突いたことによりだいすけ君はムッとして年長クラスの子の鼻を引っ掻いてしまったという話です。
傷も浅く大事には至らなかったのですが、その年長クラスの子のお母さんは文字通り仁王立ちになりながらものすごく怒って待ち構えていたのです。




年長クラスの子のお母さんは「今すぐ一緒に総合病院を受診する!」や「傷跡が跡形も無くなるまで、整形外科にも通うが、保険は一切使わないから全治療費を負担しろ!」と、ものすごい剣幕でまくし立てていました。
「保育の目が行き届かなかったために申し訳ない」と繰り返しながら担任と看護師さんも同乗し病院へ行きました。

診察室に入るやいなや年長クラスの子のお母さんは饒舌になりだいすけ君の悪行を語りました。
そして、「跡が残らないように治療したい」と申し立てたのです。
恐ろしいやら悲しいやらでお母さんは俯いていたのですがその時に力強い医師の声が診察室に響き渡りました。

「あのね。何勘違いしているの。保育をなんだと思ってるの?保育は親の代わりじゃないよ?大きなけががないようにどれだけの注意を払っているか知ってるの?集団生活をなんだと思ってるの。そこから学ぶ者の大きさがわからず、ただひたすらけがのないように育てたいならば、あなた今すぐ仕事なんてやめてお子さんは家で育てたらいい!」

と医師が力強く声を響かせたのです。
なさか医師からそんな言葉を思っていなかったということと、その言葉に母親自身が救われたことと、緊張が解けたこと。さらには担任の先生も看護師も暗かった顔が明るくなったといううれしさで思わず号泣してしまいました。

今回起きたことは、一般的にどこにでもあるケンカの話でしょう。
子供の成長過程においてのけがはとても仕方のないことです。
100%安心で安全な保育などできないでしょう。
保育士の方々は全力を尽くしているということをあらゆる目線で考えてくれるような人が少しでも増えるといいですね。

出典元:sugoii