世界にはたくさんの差別で溢れています。今でも黒人というだけで、発砲されたりすることがあるほど人種差別は大きな問題ですよね。
その他にも、障害がある人を差別することもあります。「健康で生むことができなかったこと」に関して、申し訳ないという気持ちも障害者に対する差別の意識から生まれるものではないでしょうか。
また、最近は福島問題からのいじめがメディアで取り上げられることが増えていますが、こちらも身近な差別問題ですよね。
現在は差別をなくそうと活動をされている人がいますが、本当に差別がない世界ってどんな世界だと思いますか。今日は差別のない世界がもたらす真の恐怖について、ご紹介したいと思います。

差別という言葉は、よく聞く言葉ではありますが、その意味を正しく理解していますか。差別というと悪い意味で使うことの方が多いですが、それは差別の一面でしかありません。差別は、いい意味でつかわれることもあるのです。

差別の意味はというと、「区別で分けられた種別をさらに狭くしたもの」という意味があるそうです。それではなぜ差別が悪い意味のように感じるかというと、「差別的取り扱い」という言葉が、差別で区分されたものを「不当に取り扱うこと」をさしているからのようです。

人間の長い歴史を見てみると、たくさんの差別的取り扱いを受けた人が命を落としたり、迫害されたりしていますよね。

このような不当な「差別」なら、なくしてしまった方がいいと思う人はたくさんいるでしょう。しかし、差別をなくすには非常に大きな苦労がいるでしょう。
しかし、本当の差別がなくなった世界というのは、どんなものなのか、気になりませんか。
その疑問をTwitter上で紹介してくれているのがスルメロックさん。風刺漫画で分かりやすく表現しています。

差別のない世界を求めて、タイムマシンに乗って旅立ったのはいいものの、最初に辿り着いたのは、差別用語が飛び交う世界でした。
これってどういうこと?

差別をさす言葉を差別だととらえず、言いたいことを正直に言い合う世界。これはこれですごく恐ろしい世界ですよね。
確かに、差別という概念から、ますます差別を生んでいるのは事実かもしれませんが…。難しい問題ですよね。

さらに旅は続いて、今度は本当に差別のない世界に到着します。ですが、そこは想像とはかけ離れた世界でした。

全ての人が同じ顔で、同じ背格好。同じ言葉を話しています。確かにこれなら差別は生まれません。
ですが、何だか気持ち悪いですよね。
そして、ここから差別のない世界は、衝撃的なラストを迎えます。

これは、怖いとしか言えないですよね。
もし、将来同じように科学が発達しても、これでは生きている意味がありません。

差別とは、すべてが同じだと起こることはありませんが、虚しさは残ります。この状態では、生きる気力がわくことがないでしょう。
不当な差別はなくし、必要ないい意味での差別化を残すのは、理想であって実現は難しいでしょう。しかし、差別が酷い世界でも、差別がない世界でも、何かに偏っている世界ではいろいろな弊害が生まれてしまいます。
まずは一人一人の意識を変えていくことが大切なのかもしれませんね。

みなさんはスルメロックさんのマンガを読んで、何を感じましたか?

出典元:academic-box