撃たれた友達の下に隠れて殺人者から逃れた少女→その後、どうなったかというと・・・

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事件はいつ起こるか分かりません。今日の何時に理不尽な暴力に巻き込まれるかもだなんて、誰も予想して生活を送ってはいないでしょう。予想できないからこそ、それは突然に私達を襲うのです。何事もなく過ごしていたある日、レイシーさん(画像の左)は凄惨な事件に巻き込まれました。突如現れた男は持ち込んだ銃を彼女とその場に居た友人達に向けたのです。声を上げることすら出来なくなった異様な空気の中、ひとり、またひとりと男に声をかけられては撃たれ友人は冷たくなっていきました。レイシーさんの番が近づいたその時、ある友人のとった最後の行動が彼女を救ったのです。

牧師の娘レイシー・スクロギンズさんはアメリカ・オレゴン州のサザリンに住む、フットボール観戦やカントリーミュージシャン「キャリー・アンダーウッド」が好きな、父の協会での行事にも積極的に参加する活発な少女だったといいます。上の写真は子馬の時から育ててきた愛馬のタッカーとレイシーさん。『人を助ける仕事、外科医になりたい』という将来の夢の為に、6月に高校を卒業し順調に大学へ進学しました。

大学へ進学して4日後の10月1日。事件が起きた時レイシーさんは文学クラスで授業を受けていました。すると突然、鋭い発砲音が響き渡り混乱動揺する生徒をよそに、銃を所持したクリス・ハーパー・マーサー容疑者が教室に入ってきたのです。

次の瞬間、男は教授に向けて2発発砲。教授が倒れるのを確認すると、今度は生徒たちへとその銃を向け乱射を始めました。レイシーさんも机に突っ伏し、

「これは何かの訓練に違いない」

そう願いながら息を潜めることしかできなかったそうです。ハーパー・マーサー容疑者は生徒1人1人に『信仰する宗教』を尋ね回り、『キリスト教』と答えた学生だけを撃ち殺していきました。理解を超えた眼の前の光景に、生徒たちは身を寄せ合いながら男から必死に後ずさります。そしてとうとう、レイシーさんのすぐ横で大きな破裂音が聞こえました。恐怖に震えるレイシーさんは、横で撃たれたのが高校からの同級生トレヴェン・アンスパックさんだとすぐに察したといいます。

ここから彼女が自ら進んで事件の有り様を話すことはできず、レイシーさんの父・ランディー・スクロギンズさんが彼女から聞いたことを教えてくれた内容になります。同級生のトレヴェンさんはレイシーさんの横で撃たれた後、かろうじてまだ生きていました。そしてレイシーさんに近づくと、あえて彼女に覆いかぶさるように倒れ込んだのです。次の瞬間、レイシーさんに向けたハーパー・マーサー容疑者の指示が聞こえました。

「起き上がれ」

けれどレイシーさんは恐怖で動けず、容疑者が近くにいた他の学生に『こいつは死んでるのか?』と尋ねる声が聞こえたそうです。聞かれた学生が『分からない』と答えると、レイーさんを飛び越え別の誰かに向かって銃を発砲。彼女は最後の力を振り絞ったトレヴェンさんによって助けられたのです。ハーパー・マーサー容疑者の自殺により事件は終息、レイシーさんの父・スクロギンズ牧師はトレヴェンさんの母親に感謝の気持ちを伝えると、彼女はこう答えたといいます。

私が望むのは、これから毎日あなたが自分の娘をハグして、キスして、愛し続けること。
私たちはきっと繋がっているんだと思う。あなたが彼女をハグするたびに、私は息子をハグしているわ

レイシーさんは少しずつ平静を取り戻しつつあります。事件の悲しみに屈せず学校に戻り看護プログラムにも入ることができました。もう二度と、このような事件が起きないことを祈るばかりです。

出典元:surprise-magazine

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