森友学園を巡る様々な出来事のうち、安倍昭恵夫人と籠池夫人とのメールのやり取りにおいて、辻元清美議員の名前とその工作に関する記述が出てきた件について、進展がありました。

民進党が、メールの本文中に出てきた辻元清美議員に関連する記述について、「事実に反する虚偽のもの」とする意見文書を公開したのです。

これが本当であれば、今までメールの全文公開を求めていたはずの民進党が一転して請求を取り下げたことにも納得はいくのですが……。

今回の出来事についての流れを振り返り、民進党の行動についてみてみましょう。

民進党の意見文書の内容を纏めると、

「安倍昭恵夫人と籠池夫人とのメールにおいて、辻元議員に言及した箇所は事実に反する虚偽のもの」
「3月1日に辻元議員が塚本幼稚園へ侵入しかけたということは一切ない。同議員はそもそも敷地への接近すらしていない」
「辻元議員が作業員を下請け業者へ送り込んだというのも事実無根」
「メディア各位にはこうしたデマを拡散しないように強く求める」

というものです。

同様の内容は辻元議員のホームページにもあります。

しかし考えてみれば、辻元議員に関する箇所が事実無根のデマなのだとすると、それ以外のやり取りが事実であるという保証もないわけですよね。

ですが、もし辻元議員の名前が出ていなかったとしたら、民進党はそのままメール本文の公開を求め続けたのではないでしょうか。
そうだとすれば、与党を攻撃できる部分は事実だと決めつけて、自分たちの党に不利な部分はデマだと主張してメディアに圧力を掛けていることになるのでは、とも思えます。

辻元議員については、過去にも問題がありました。

もちろん、だからといって彼女の主張の全てが虚偽だということにはなりませんが、完全に信用できるともいえないでしょう。
マスメディアは、情報をきちんと伝えるのが仕事であり、使命であるはず。
政党の「強い求め」に応じて記事を取り下げるのなら、その本分を果たしていないといえます。

民進党もメディアも、事実をきちんと検証し、その上で事実誤認などといったことがあるのであれば、正々堂々と訂正を求めればいいのではないでしょうか。

出典元:netgeek