愛知県名古屋市を走る地下鉄電車内で起きた出来事です。
車内の優先席に座っていた聴覚障害者の方が手話で会話している様子の動画撮影を始めようとした女性と、彼女の行動に対し素晴らしい行動を見せた男性のその時の対応が話題となっています。

地下鉄車内の優先席に座っていた人が3人いました。
途中、大きな主要駅で停車すると、そこでは多くの人が地下鉄に乗り込んできました。
3人の目の前に、若い1組のカップルがやってきました。
電車が発車ししばらくしたところで大きな声が車内に響き渡りました。

「すっげーうける!手話とか始めて見たんだけど!!」
カップルのうちの彼女の方が、目の前で手話で会話をしている3人の姿を見て
笑いました。

周囲の人たちからは、“なんてひどいことをいうんだろう・・・”そんな目が彼女に向けられましたが、当の本人はお構いなしにこんなことを言い出したのです。
「手話とかうけるね!」めっちゃレアじゃん。動画とっとこ(笑)」

するとなんと、隣にいた若い男性が行動に出ました。

「なぁお前そろそろやめとけよ。それは非常識だろ。

てかめっちゃ失礼な事してんの分からないの?

それ貸せ!」

そういいながら、彼氏と思われるその男性は

動画撮影を開始しようとしていた彼女のスマホを取り上げました。

優先席の3人は、彼女の言葉に気づいてはいなかったものの、
ここで2人の言い合いの様子に気づき、2人の顔を見上げました。

電車が次の駅に停車すると、扉が開く寸前、この彼氏らしき男性は女性の手を取り、空いていた方の手で目の前の3人に向かってある動作をし、電車を降りていきました。

手話を詳しくは知らない人であっても、この動作が「ごめんなさい」を意味しているということが分かったのでしょう。

その後、乗客たちがざわついていたということです。

手話を使う人たちは、周りの人の目が気になると言います。
とてもさみしい事ですよね。
言語の違いであることと同じように、誰もが当たり前にお互いの言葉を受け入れ合えるようになるようにと、願います。

出典元:hitomoti