今回は新米ママのアメリカ人のデイナ・マガーさんのある決意のお話を紹介します。
マガーさんはルエラちゃんを産んだ新米ママです。
マガーさんに限らず赤ちゃんというのは何物にも変えられない大切なもの。

そんな赤ちゃん、マガーさんにとっては我が子のルエラちゃんですが、ルエラちゃんが泣いて自分を呼んでいる時は離れてはいけないと思うある体験があったそうです。

その体験以来ルエラちゃんが夜泣きするときは片時も離れず、側にいてあげることを決意しました。

このお話は文化の違いもあって日本人の私達からするとあまり聞いた事のない話だと思います。

マガーさんは、ルエラちゃんが泣いているときは、ベビーベッドで一緒に眠っています。
実はこれ、アメリカでは珍しい事なんです。

日本では赤ん坊と一緒に寝ることは珍しくもなんともないのですが、アメリカでは母親と赤ん坊が別々で眠る習慣があるそうです。
そんなアメリカで何故ルエラちゃんと一緒に眠るようになったのでしょう?

その理由は、過去にこのような話を聞いたためだそうです。

「マットと私が初めてルエラを一人にしたのは、礼拝のコンサートのときでした。その場で宣教師がこの話をし、私は驚き慄きました。

彼がウガンダの孤児院にいた時のことを話してくれました。それまでにも多くの孤児院に行ったことがあった彼ですが、この孤児院は何かが違うことに気付いたそうです。100台以上のベビーベッドに赤ちゃんが寝かされている育児室に入ったとき、彼はその静寂さに驚き、不思議に思ったといいます。100人以上の赤ちゃんがいるはずなのに、まったく音がしなかったからです。彼は案内してくれた女性に、何故こんなに静かなのかを尋ねたそうです。私はその女性の答えを絶対に忘れることはできません。私がベビーベッドに入って娘の横に寝てあやすのは、その答えを知ったためです。その女性は彼に向かって振り向き、こう言ったといいます。『みんなここに寝かされてから1週間くらい泣き続けます。そして誰も来ないことを知ると、泣きやむのです』

子供たちは誰も来ないことを悟ると泣きやむのです。10分待っても、4時間待っても、ひょっとしたら、おそらく、永遠に。私はこの話に心をぼろぼろに引き裂かれたような気がしました。壊れた心のかけらを集められそうなほどに。」

赤ちゃんもちゃんと理由があって泣いているのです。
100人以上の赤ちゃんが誰も泣いていないという光景はかなり衝撃的だったに違いありません。

自分達が住んでいる街の習慣ではなくても、ルエラちゃんに寂しい思いをさせたくなかったのでしょう。

母親の愛情に心暖まるお話でした。

出典元:cadot