「見た目にごつくて重そうな特殊重機が崖のような斜面で作業していた」そんな信じがたい話が証拠写真とともにアップされ、波紋を呼んでいる。

窓から見た時驚いた「落ちてぶら下がってんじゃないかと」

驚くべき光景だった、ショベルカーが崖に貼り付くようにして作業をしている。とても危険な状態かもしれない、もしかすると上部から落ちてきてぶら下がった状態なのかもと思ったが、よく見ると重機は2本のワイヤーで繋がれており山の斜面を規則的に削っているように見える。

しかし、こんな重機の使い方は見たことがない無理やり作業しているのではないだろうか?
素人ながらに不信感を持ってしまった。

ネットで調べてみたところ、こういう崖のような作業場所を「高所法面」と呼び、この特殊な環境に合わせた切り崩し、掘削、整形等の作業をする専用特殊重機があるのだ。

この特殊重機の正式名称はロッククライミングマシーンRCM06型。
頭文字をとってRCMと呼ばれている。
ロッククライミングマシーンというネーミングはこの特殊重機の特徴をそのまま表現している、誰が聞いても斜面で作業するための重機である。




▼本体部分とキャタピラの角度に注目。
この構造なら搭乗している作業員は斜めにならないで済むというわけだ。

▼やはりワイヤーで繋がれているのがわかる。
シンプルながら大胆な方法。

▼この角度は凄い。横にある木を除去しようとしている。

RCMの使い方は、まず上方の木にワイヤーをくくりつけ、安全に配慮しながら斜面を降りていく。
ワイヤーを2本用意するのはバランスの為ではなく、万が一に1本が切れても大丈夫なように安全
対策である。しかし、ワイヤーを繋いだ土台の木が倒れてしまえば終わりである。

最近では通常の重機はリモコン操作が可能になってきている、この特殊重機もリモコンが使えるようになれば安全性も高まるのだが、逆にこうした特殊な環境での作業だけに人を必要とするのかもしれない。
いくら技術は進化しても、機械だけでは対応できない状況はある。

出典元:netgeek