福島県富岡町にある双葉警察署、そこに隣接する岡内東児童公園にはパトカーの残骸が置かれたままになっています。

こんなにボロボロなのに撤去しないのには、ある警察官の感動話があるのです。

このパトカーは津波被災パトロールカー(双葉31号車)と呼ばれるものです。

既に原型はありませんが、車両は「トヨタ・クラウン」。

パトカーといえばこの車種ですね。

津波被災パトロールカー・・その名の通り津波でここまでボロボロになったのです。

津波の恐ろしさがよくわかりますね。

津波で殉職したある2人の警察官、その勇敢な行動は涙無しでは見られません。

このパトカーは双葉警察署に配備されてから、地域の安全を守り続けてきました。

走行距離は29万2千kmを超えていたそうです。

平成23年3月11日・・といえば皆さん記憶に新しいのではないでしょうか。

そうです・・東北地方太平洋沖地震が起こった日ですね。

この日増子洋一警視(当時41歳)と佐藤雄太警部補(当時24歳)は富岡町仏浜地内で、住民の避難誘導を行いました。

その後パトカーは不運にも津波に遭い、あのような姿になってしまいました。

そして佐藤雄太警部補は未だ行方不明のままです。

命を懸けて活動したこの2人の警察官には拍手を送りたいです。

そしてこのパトカーは震災の恐ろしさを忘れないため、公園に残り続けているのです。

出典元:feely