出勤の電車の中、学校の授業中、大事な行事の真っ最中、寝てはいけない場面でもふと寝てしまうことがあります。

居眠りの最大の特徴は“寝てはいけない”状態だからこそ、急に眠気が襲ってくるのが特徴なのです。
しかし、突然眠りに落ちて行くときの瞬間の気持ち良さは、なんとも言えないものがあります。

そんな誰でもが経験している気持ちの良い居眠りなのですが、
寝ている最中に“ビクッ”となって驚いて、恥ずかしい思いをしたことはありませんか?

実は居眠りの最中に身体が突然“ビクッ”となるのは、筋肉の反応などではなく、寝ているのに脳からの指令で動いているのです。

その脳から体に送られているサインとは、いったいどんな指令なのでしょうか?

授業中に居眠りをいしていて急に体が「ビクッ」ってなって恥ずかしい思いをします。
これは「ジャーキング」という現象です。

ジャーキングの起こるメカニズムを説明します。眠り始めると、目覚めていたときに働いていた脳の部分が、次第に休み始めます。完全に眠りに落ちてしまうと筋肉は緊張が取れて動かなくなります。

覚醒状態から睡眠に移る境目の時間には、脳の動きが不安定になってしまいます。
この時に間違って脳から指令が出て、急に脚や腕の筋肉が動いてしまいます。これがジャーキングなのです。

要は完全に眠りに落ちる前に「眠っていない」と脳が誤作動して腕や足が動いてしまうのです。
特に居眠りの場合は「寝てはいけない」という意識が強く働くため、瞬間的に痙攣したような動きが起こってしまいます。

通常の睡眠時に「ジャーキング」が起こる場合には医学的対応が必要となりますが、居眠りの場合には時間が経過すれば消えてしまいます。それよりも、寝てはいけない状況なのですから、眠らないよう努力してください。

出典元:cadot