毎年開催されるコンテスト「Hero Dog Awards(ヒーロードッグアワード)」。
このコンテストは、その年に選出されたヒーロー犬の中から、投票によって今年のNO.1のヒーロー犬を決定するもの。
子供や動物を虐待から守る非営利団体”American Humane Association“が主催しています。

今年2017年は、ピットブルのアビゲイルが賞を取り、ドレスアップして授賞式に出席しました。
勇気あるたくさんの犬たちの中から選ばれたアビゲイル、チャームポイントはそのリボン。

なぜアビゲイルはヒーロー犬になったのでしょう。
その理由は、このリボンにあるのです。

アビゲイルは、推定3歳の頃、保護団体「Love is Fur Ever Dog Rescue」に保護された時、瀕死の状態でした。
おそらく闘犬の噛ませ犬として利用されていたようで、右の片耳が噛み千切られ、体中に多くの深い噛み傷がったそうです。
体はダニだらけで感染症を引き起こしており、あまりの衰弱から獣医師に安楽死をすすめられたほどでした。

しかし、同団体のヴィクトリア・フレイジャーさんは決して諦めませんでした。
治療を必死で続け、おかげでアビゲイルは元気を取り戻していきます。

しかし、噛み千切られた右耳はなかなか傷がいえず、包帯を毎日取り換える日々。
この様子を毎日Facebookに投稿していたヴィクトリアさんは、アビゲイルが「かわいそうな犬」と思われてしまうことに、違和感を感じていました。
そこである日、包帯をカラフルなボンネットにしよう!と思いつきます。

するとネットで大好評!
「可愛い!」「良く似合うね!」など前向きな言葉をもられるようになりました。
傷が小さくなると、今度はヘッドバンドを装着し、これがアビゲイルのトレードマークになっていきます。

闘犬の噛ませ犬として、あてがわれた弱い犬だったアビゲイル。
長い間、辛く恐ろしい日々、痛くて苦しい思いを毎日してきました。
しかし、ヴィクトリアさんに保護され、愛される幸せを与えられました。

🌼Me and my foster mama Victoria🌼

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ヴィクトリアさんと共に治療に励み、生きるアビゲイルの姿に感動した世界中の人たちは、アビゲイルにリボンを送りました。
アビゲイルもリボンが大好きのようで、自ら頭を押し付けて「リボンを付けて」とおねだりするそうです。

アビゲイルは、失ってしまった片耳をチャームポイントへと変え、新たに生き抜く力を見せてくれました。
決して諦めず、ただ一生懸命に生きようとする犬たちの姿。
そんな犬たちに、私たちも見習うべきところがあるかもしれませんね。

出典元:spotlight-media