日経平均株価が15営業日連続で上昇しています。
この日経平均株価とは、ご存知の通り、日本経済新聞社が一定の独自基準によって東証一部に上場している企業のうちから選んだ225銘柄の平均株価をいいます。
つまり、日経平均株価というのは景気の動向の指標といえるわけですね。

ただし、銘柄の入れ替わりもあり、市場規模の拡大が反映されないなどの偏りもあるため、完全に景気の動向とリンクしているというわけでもないことに注意が必要です。

さて、そんな日経平均株価の上昇についてNHKが取り上げたのですが、その取り上げ方がどうにも奇妙だと話題になっています。

NHKの報道では、アメリカのダウ平均株価と比べ、日経平均株価の上昇は30年前とほぼ同じであり、大きなものではない、とされます。
そして、以下のようなグラフを提示。

しかし、以下のような問題があります。

・日経平均株価とダウ平均株価では、指数の意味も計算方法も異なる
・ダウは頻繁に構成銘柄を入れ替えており、一概に比較できない
・デフレを考慮に入れていないのではないか
・バブルの真っ最中だった30年前と同じというのは好景気ということでは
・そもそもグラフの縦軸の基準がよくわからない




このような意見が、視聴者から続出したのです。

これに対して、一般の視聴者が表してみたグラフは以下の通り。

これをNHKの報道番組内のグラフと合わせてみると、このようになるといいます。

印象が全く異なることがわかりますね。

あるいは、単に時系列で捉えるのではなく、どの政党が政権を担っていたかという時期と連動させて考えたほうがいい、という意見もあります。

NHKは、日経平均株価の15連続上昇という事実だけではなく「質」を見るべき、とします。
ならば報道の在り方にも「質」が求められると自覚したほうがいいのではないでしょうか。

出典元:netgeek