MLB(メジャーリーグベースボール)の公式インスタグラムアカウントで公開された一枚の写真。
この写真が「イチロー、やっぱり凄い!」と話題になっています。

これはイチロー選手がメジャーリーグで放った3,000本の安打を一枚の画像としてまとめた分布図。
それぞれのドットはボールが落ちた箇所を示しています。
科学的データを取り入れるアメリカのスポーツらしい分析ですね。

ではこの画像から、どんなことがわかるのでしょう。

この画像からわかる、イチロー選手の特徴とは…
・足の速さを生かした、内野安打の膨大な数(内野を埋め尽くした青)
・シングルヒット(青)の多さ、ツーベース(黄色)・スリーベース(黒)・ホームラン(赤)と比較して
・バランスの良い、左右への打ち分けの技術の高さ

また、イチロー選手のホームランはほとんどがライト方向であることもわかりますね。
右方向へ引っ張って打っているようです。

この記念すべき試合でのヒットを見てもイチロー選手が意識して右方向へ引っ張って打っているのがわかります。
この打球はライトオーバー、フェンス直撃のスリーベースヒットでしたが、引っ張って打つ様子から、ホームランになるのではと思ったファンも多かったかもしれません。




またイチロー選手は「ホームランは狙えば打てる」とも公言しています。
しかしこの試合後の記者会見では、「全く狙ってないですよ」と否定。
それにしても、バッティングコントロールの凄さはイチロー選手の才能です。

イチロー選手がメジャーに挑戦した一年目、当時シアトル・マリナーズの監督だったルー・ピネラ氏がイチロー選手にこんなことを言ったそうです。

「唯一の心配事は、果たして日本からやってきた選手にメジャーリーグの投手の球を打ち返すことが出来るかどうか、だった。だから、オープン戦で反対方向ばかりに打球を飛ばしている彼に不安を感じ、ある日通訳を呼び止めて『そろそろ引っ張ってみたらどうなんだい?』と尋ねてみたんだ。そしたら2イニングぐらい後、右中間に本塁打を打ちやがった。ホームベースを踏んでダッグアウトに帰ってきたイチローがなんて言ったと思う?『これでハッピーですか?』だってさ。」

この年のマリナーズは黄金期でメジャーリーグのシーズン最多勝利116勝を記録しました。

イチロー選手の凄さは、才能はもちろんですが、努力の積み重ねでもあります。
メジャーリーグでのこれからの活躍も、ますます見逃せませんね。

出典元:feely